お久しぶりです。
前回の更新から2ヶ月くらい経ってしまいました。
夏休み前の今ごろ、各文庫から○○文庫の百冊、というのが出ますね。
新潮文庫が始めたのかなあ、あれ。
中高のころ、本屋から「新潮文庫の100冊」の小冊子をもらってきて、
よく眺めていました。
もともと、わたしは新潮文庫のデザインが好きで、
各文庫から同じものが出ていたら新潮文庫にすることが多いのです。
たぶんうちにある文庫本も新潮がいちばん多いんじゃないかな。
新潮社はもともと「新潮」という文芸雑誌から始まった出版社なので、
文芸ものに定評があります。
装幀室という、装幀の専門家(デザイナーですね)を
雇う専門部署があるのもめずらしい。
文庫のキャラクターであるYonda?パンダが好きで、
ピンバッジと文庫本カバーをもらったことがあります。
次はマグカップを狙っている。20冊でもらえるんだったかな。
今年の100冊キャンペーンは
<新潮文庫の100冊からどれでも2冊買うと
Yonda?のバンダナ「ヨンダナ」がもらえます>
というもの。種類は6つ。どれが当たるかはお楽しみ。
コレクターの方、もし全部集めたかったら
<6口をまとめて応募してくだされば、
ちゃんと6種類が届きます。
バラバラにではなく、6口まとめて、でお願いします!>
とツイッターで告知してましたのでお試しを。
小冊子についているはがきだと2口までしか応募できないので、
3口以上応募する場合は官製はがきで。
今年残念なのは、中島敦が100冊からはずされてしまったこと!
司馬遼太郎『燃えよ剣』は相変わらず入ってますが。
わたしはこれで中学生の時、司馬遼太郎にはまったのでなつかしい。
特製カバー10冊というのがあるのですが、
三島由紀夫『金閣寺』が金色なのが笑えます。
川端康成の『雪国』は銀。
どーんと100冊(セットで110冊)大人買いもできます。
57,316円なり。これ110冊全部足した値段なのかな。
すこし割引もあり??
ちなみにわたしが新潮文庫で読んだもの。
壺井栄、司馬遼太郎、塩野七生、村上春樹、丸谷才一、宮沢賢治、夏目漱石、北原白秋、堀内大學、森鴎外、向田邦子、太田和彦、野上弥生子、チップス先生さようなら、ジェフェリー・アーチャー、ジュンパ・ラヒリ、ジェーン・オースティン『自負と偏見』、チャップリン自伝、シャーロック・ホームズ(延原謙の訳はいいですよ)、O・ヘンリー短編集など。
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新潮文庫の100冊!夏休み用なのか
電車のつるしに広告が出ると100冊
読めたらいいのにと思ったことはある
けれど、夏休みだけでは数冊でギブアップ!
今でも続いているのね~
>おいちゃん
そうそう、電車の中吊り広告にあったね。
中高のころは冊子を眺めている方が多かったけど、
その後、いろいろ読みました。
今の作家のものはほとんど読まないけど、
『ミッキーマウスの憂鬱』というのが
題名で気になってるよ。
ディズニー大好きなしほちゃんは読んでるかなー。
ぱぐさん、おはようございます。
新潮文庫の100冊、カバーだけ眺めてみましたが、装丁がすっかり変わりましたね。懐かしかったのは谷崎潤一郎の春琴抄で、私が初めて手に取った頃と変わっていないようです。
以前は作家毎にデザインが統一されていましたよね。川端康成のカバーはたしか平山郁夫でした。三島のはオレンジと白のシンプルなデザインで、結構好きだったのですが。
文豪の主要作はほとんど新潮文庫で読んだように思います。今考えるとデザインが大きかったですね。
ぱぐさんと重なる作家は、漱石とドイルとO.ヘンリくらいでしょうか。シャーロック・ホームズのシリーズには特に愛着があります。本当に名訳ですよね。
村上春樹などは単行本で同時代的に読んで来たので、世代の差を感じてしまいました。
>水垣さん
こちらには初コメントですね。
ありがとうございます。
そうなんですよ、装丁がずいぶん変わってしまいました。
『春琴抄』は新潮文庫かどうか忘れましたが、高校の時、
学校の図書館で借りた覚えがあります。
ずるずるっとした長い文章が受け付けなくてそのまま返してしまいました。
谷崎の本はその後も読んでないなあ。
中央公論から出た源氏物語の現代語訳を持っていたのですけど、
それも読まないまま手放してしまいましたし。
『細雪』くらいは読んでみたいと思っています。
作家ごとにカバーの色が決まっていましたよね。
太宰は黒、漱石はえんじ、司馬遼太郎は青緑。
今手元の文庫を見ましたら、デザインは新潮社装幀室がやっていますね。
本屋でも新潮文庫が並んでいるところは
作家ごとに色が決まっているせいか、きれいに見えましたよね。
村上春樹は同時代的に読んでいないので、文庫になりました。
今度「ノルウェイの森」が映画になるそうですが、
去っていく人ばかりの話をどうやって映画にするのかなぁ
と思っています。