>あげまきさん <宿りして春の山辺に寝たる夜は 夢のうちにも花ぞ散りける> さすがに叙情派ですね、こういう歌を選ぶのは。昼間見た桜が夜の夢の中でさらに美し く思えるという、いい歌だなあ。 いちおう「会長」なので(笑)、みなさんの傾向はつかんでいるつもりです。 あきらめちゃだめですよ。チャンスはいくらでもあると思う(こんなところで激励して どうする(笑))。 >ロカさん <駒並めて いざ見にゆかむ ふるさとは 雪とのみこそ 花はちるらめ> 当時の風俗なら友だち同士のような気がしますが、恋人でも取れるかな。花を雪にたと えているのがいいと思う。さわやかな青年の歌なのでしょうね。 >ほとりさん <桜ばな 散らば 散らなむ 散らずとて ふるさと人の 来ても見なくに> 声に出して読むと「ちらばちらなむちらずとて」のところが調子がいいですね。作者も これを狙ったような気がする。 <春霞 たなびく山の さくら花 見れども飽かぬ 君にもあるかな> 恋人を桜にたとえているわけですか。口説きの歌だな、これは(笑)。くまさんがこれ を贈ったというのがなんともいいですね。返歌なんかあったのかしら(笑)。 >くまさん <桜色に衣は深く染めて着む 花の散りなむ後のかたみに> ううむ。一読していい歌ですね。わたしも有朋はあんまり気にしていませんでしたが、 これで印象に残りました。「桜色」ではじまって、染めて着よう、散ったあとでもその記 念にということですよね。これも恋の匂いがするけどどうでしょう。 まにあってよかったです。長いものを書くときはエディタとかに下書きすると安心じゃ ないかな。わたしはこれいま、秀丸というエディタに書いてます。コピーして投稿。
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