<ぱぐの自作俳句>最終更新2002.5.9


短歌に続いて、平成10(1998)年12月から、Asahi-netパソコン通信会議室「わいわい雑俳塾」に参加していました。毎月三つのお題が世話人から出され、月末までに一句ずつ投句します。翌月初めに世話人から発表、10日までに選句、15日に結果発表という日程が組まれています。上の方が最新です。


年月日 お題 俳句

平成11(1999)年 4月

ゆつくりと柳よけ行く川下り

同上

春の夜(よ)
夜半(よわ)の春

湯上がりにふたりで歩く夜半の春

同上

<カタカナ語入れしばり>

デジカメをはみ出し泳ぐ鯉のぼり

平成11(1999)年 3月 うららか
麗か
うららかや伸びする犬のひなたぼこ
同上 春愁(しゅんしゅう)
春うれひ
春愁や逢ひ引きは濃き口紅で
同上 京都しばり 花散るや鹿嚇し鳴る詩仙堂
鹿嚇し

平成11(1999)年 2月

二月
二ン月

六時には日の射す二月鳥の声

同上

試験
受験

家中が息をひそめる受験前

同上

<小さな春を見つける>

膝をつけ親子で探すふきのとう

平成11(1999)年 1月 笑初め(わらひぞめ)
初笑
ウケ狙う年賀状見て初笑い
同上 首すくめバスを待つ列寒の入り
同上 <冬の音しばり> 雪落ちて車の屋根を案じる夜
平成10(1998)年
12月
枯芝 枯芝に子らが喜ぶツリー立ち
同上 焼き芋 黒石の光るがうまし焼芋屋
同上 <人名入りしばり> 仲代の眼に魅せられて「乱」を観る

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この壁紙は<千代紙つづり>の「鹿の子」です。