短歌に続いて、平成10(1998)年12月から、Asahi-netパソコン通信会議室「わいわい雑俳塾」に参加していました。毎月三つのお題が世話人から出され、月末までに一句ずつ投句します。翌月初めに世話人から発表、10日までに選句、15日に結果発表という日程が組まれています。上の方が最新です。 |
年月日 | お題 | 俳句 |
---|---|---|
平成11(1999)年 4月 |
柳 |
ゆつくりと柳よけ行く川下り |
同上 |
春の夜(よ) |
湯上がりにふたりで歩く夜半の春 |
同上 |
<カタカナ語入れしばり> |
デジカメをはみ出し泳ぐ鯉のぼり |
平成11(1999)年 3月 | うららか 麗か |
うららかや伸びする犬のひなたぼこ |
同上 | 春愁(しゅんしゅう) 春うれひ |
春愁や逢ひ引きは濃き口紅で |
同上 | 京都しばり | 花散るや鹿嚇し鳴る詩仙堂 |
平成11(1999)年 2月 |
二月 |
六時には日の射す二月鳥の声 |
同上 |
試験 |
家中が息をひそめる受験前 |
同上 |
<小さな春を見つける> |
膝をつけ親子で探すふきのとう |
平成11(1999)年 1月 | 笑初め(わらひぞめ) 初笑 |
ウケ狙う年賀状見て初笑い |
同上 | 寒 | 首すくめバスを待つ列寒の入り |
同上 | <冬の音しばり> | 雪落ちて車の屋根を案じる夜 |
平成10(1998)年 12月 |
枯芝 | 枯芝に子らが喜ぶツリー立ち |
同上 | 焼き芋 | 黒石の光るがうまし焼芋屋 |
同上 | <人名入りしばり> | 仲代の眼に魅せられて「乱」を観る |
表紙に戻る |
この壁紙は<千代紙つづり>の「鹿の子」です。 |