2009/1/4 日曜日

川上弘美『センセイの鞄』

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 8:26:02


この間読むものが欲しいと思って、新潮文庫から選んだ。

今のことばで言うと「枯れ専」ということになるのかな(笑)。

わたしはずっとファザコンだったし、司馬遼太郎を愛読するという、女の子としてはかなり変わった10代から20代を過ごしたので、話し相手としてはどうしても父くらいの年代(昭和ひと桁生まれ)以上と気が合った。

たまたま本はよく読む方だったし、年上には質問攻めにして喜ばれたから、学校の先生にもかわいがられた方だと思う。実際、母校の国語の教員になりたかったくらいだし。

母校のE先生(体育、昭和10年代生まれ)は小学校の時から習っていて、わたしたちが中学に上がった時にそのまま学年の担任となってそのまま高三までずっといた。中ニと高一の時に担任のクラス。

高一の時、黒柳徹子『窓際のトットちゃん』(講談社文庫)がベストセラーになったのだけど、E先生は朝のホームルームの時間にその本の話をして、誰か借りたい人?と訊いた時、たしかわたしが最初に借りたんだと思う。

これでいわさきちひろを知って、校風に合わなくて苦しかった大学時代は、ちひろの美術館(練馬区)によく行って気持ちを慰めた。
実家の子ども向けの本は岩波と福音館(王道中の王道という感じです)だったので、いわさきちひろは知らず、
「もっと子どものころにいわさきちひろを知りたかった」
と言ったら、自分の選択に自信があった母にはかなりショックだったらしい。

前にも書いたが、E先生はそういうわけで小学生の時から知っていたし、担任二回という縁で母のこともよく知っているので、何かというと相談に乗ってもらった。

電話して時間を作ってもらって、職員室へ行って事務の仕事をしたり出前のラーメンを食べたりしている横で、ぐちぐちと母のこと、大学のこと、卓球部の仲間のこと、母がぶっつぶした(今でもやっぱり怒ってますね(^^;)<わたし)恋人とのこと、などなど、まあずいぶんいろいろ話したものだ。
めそめそ泣いたことも数え切れないので、他の先生方もまた来てるよ、と思っていたに違いない。

今はすっかり代替わりしてしまって、E先生や卓球部の顧問だったS先生(数学。高3の担任)などは定年、在学中に新任で来た先生方が中心になったので、母校にはあんまり行かなくなった。結婚してすこし落ち着いたというのもあるし。

……という思い出があるので、『センセイの鞄』はわたしの気持ちにヒットするところがありました。

E先生は奥さんもお嬢さん(担任だった中ニの時に誕生)も卒業生なので、恋愛対象とかにはなりませんでしたが、冗談で
「先生みたいな人がよかったのもしれませんね」
と言ったら、
「そうか、ちょっと遅かったなあ」
と言われたことはあります(笑)。

……
<きのうの夕飯>
おせちはほぼ終わり。飽きたし、何かほかのものがいいと思って、水炊きにした。
塩鍋スープに鳥モモ肉、鶏挽き団子、白菜、長葱、焼き豆腐、マロニーちゃん。
ほかに紅白なます。
またライム味のペリエを呑む。

3日とろろと言っておせちに飽きた頃にとろろ汁を食べると風邪引かないとかいうのでそれも。とろろは蕎麦と並んで子どものころからの好物(ほんとにシブイ好みですよね(笑)。

正月休みの間に久しぶりに映画をじっくり観ようと思って、レンタルビデオ屋に行った。
クリスティーナ・アギレラ(家人が今凝っている歌手)の「Back to Basics」というCD(iPodに入れたい)と、「小説家を見つけたら」「チャーリングクロス街84番地」「ブエノスアイレスの夜」のDVD3本。いずれ感想など書いてみたいと思います。

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