意外な休み明け/淡々と過ごす誕生日
朝起きたらそれほどひどいことになってなくて、ほっとしました。
これを書いているのは夜の8時ですが、少し咳が出る程度まで戻りました。
朝ご飯はキウイとブルーベリージャム入りヨーグルト、しょうが湯、ワンタン入り春雨スープ。勤務先近くのマックでフィレオフィッシュを買って休憩室で食べる。
朝刊を持って出るのを忘れた。朝の車中はタワー・オブ・タワーを聴きながら、今谷明『戦国期の室町幕府』(講談社学術文庫)。前に三代将軍義満が天皇になろうとした事件(?)について書いた本を読んだことがあっておもしろかったが、この本は一番最初の著書(親本の刊行は1975年)なのだそうで、ちょっと文章が硬いかな。最近歴史物をあまり読まないのでスッと内容が頭に入ってこないが、室町幕府の金の出どころは禅寺が大きかったという当時としては新しい説らしい。まだ最初のところだけなので次の展開がよくわかりませんけど。
朝から電車が遅れて(車両点検だとか)何人か遅刻。
打ち込みを進める。3連休後で最初はうまく進まなかったが、意外や意外、終わってみると今までの最高件数になったという。確認作業はなかったので自分の数はわからないけど、最後の1時間はけっこう調子よく進んだ。
担当者が心配しているのは正月明けで、28日に仕事納めで年明けは7日だから9日間空くことになる。さすがにそれだけ空いたら忘れちゃってるでしょう(笑)。
というわけで、第二次提出は年内に済ませてしまう心づもりだとのこと。打ち込みは済んでいるのであとはチェックです。前にも書いたように答えが訂正になったものがあるので、「完璧」でも一度は目を通さないといけないわけで、チェックは大変だろうと思う。
お昼はおにぎり2つとコンビニで買ったけんちん汁、プリン。わたしたちのお昼休みは1時過ぎなので休憩室はすいているのだが、きのうは寒かったので豚汁・けんちん汁が売れたらしくて、けんちん汁は残りの一個だった。
親友からPHSに誕生日おめでとうメール。返事も出す。
帰りに池袋のヤマハでモーツァルトカレンダーを買おうと思ったら売り切れらしくてなかった。ジュンク堂に寄り、米朝の「崇徳院」CDを探したがなかったので、浜美雪『師匠噺』(河出書房新社)にするか『チェーホフ・ユモレスカ』(松下裕・訳、新潮社)にするか迷って(近い棚にあった)、パッと開いた「駆け出し作家の心得」がおもしろかったので、チェーホフにする。これは自分への誕生日プレゼントです。
『師匠噺』は落語の師匠と弟子何組かの聞き書きで、前に家人がジュンク堂に行くのにつきあった時たまたま立ち読みしておもしろかったもの。小三治と志ん朝が好きなので、その二人の弟子の話がおもしろかったな。たしか弟子の方は二人とも総領弟子(最初になった)ではなかったかしらん。
誕生日だからといって夕飯はいつもと変わりません(笑)。塩サバを焼いたのと、ごぼうと玉葱のみそ汁、ひじきと干し椎茸と玉葱の煮物、アーモンドフィッシュ。それにこのあいだ青森県のアンテナショップで買ったホタテの卵巣の薫製(青森ヒバの香り、とあるけどよくわからなかった)、お茶。
家人の誕生日の「ロートンヌ」でのお茶の約束がまだ済んでいないので、家人からのプレゼントとかはなしです。まあいいんです、お互いにそういうイベント的なことはしない、というのでここ何年か来てますから。
クリスマスが過ぎたら「ロートンヌ」も少し落ち着くだろうから、お茶しに行くつもり。
遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます!!
25日は当方も記念日(入籍した日)だったんですが、夫は自分の誕生日とクリスマスと有馬記念と立て続けにイベントがあったせいか、すっかり忘れていて、とくにお祝いはしませんでした。まあそんなもんですよね(笑)
風邪くれぐれもお大事になさって下さい。
コメント by アゲマキ — 2007/12/26 水曜日 @ 15:00:04
>アゲマキさん
ありがとうございます。クリスマスに入籍とはかっこいいですね(^^)。
うちは結婚する日をダンナがなかなか決めないので、いらいらして
「だったら七夕の日に入籍するだけでもいいです」
と言ったのですが、結局9月の連休(16日)になりました。式のあと家族だけでご飯を食べたので人をよぶとかそういうのは関係なかったんですけど。
風邪は少し良くなりました。ありがとうございます。あと2日!年末年始にぶり返さないように気を付けないと。
コメント by ぱぐ@管理人 — 2007/12/26 水曜日 @ 22:09:00
ぱぐさん、こんばんは~!
そして。。。わぁ~お誕生日おめでとうございます!!
これからの一年が、ぱぐさんにとって幸多き年となりますように、
心よりお祈りしていますっ♪
昔はイベントごとには燃えるタイプだったのですが(爆)、
最近では、いつもと変わりなく過ごせることの幸せを感じちゃったりします。
歴史もの、お好きですか? わたしも国内海外問わず大好きです。
『戦国期の室町幕府』は初めて聞きましたっ。新説なのかな?
歴史って実は思っているよりもシンプルなのかもしれないけど、
小説の中にはロマンがあっていいですよね~。
あさってから年末休みに入りますので、明日は本屋さんへ行ってきます!
コメント by Carolita — 2007/12/26 水曜日 @ 23:08:20
>Carolitaさん
ありがとうございます。
淡々と過ごす日常のありがたさを感じるのは、年齢を過ぎてきた証拠でしょうか(笑)。
でもほんとうに、いろいろなことがあった年月を思うと、日常の大切なことを改めて思うのです。
松井今朝子さんの今日のブログに、幻冬舎の見城さんが語ったむかしの作家たちのいろいろエピソードのことが書いてありましたが、ああいうのはねえ、つきあうだけの度量が編集者にあってこそ、なので今だったらただのヘンな人、かもしれません(笑)。
大学では国文にするか日本史にするか迷ったくらいだし、卒論は平家物語でしたから、歴史物は大好きですよ。司馬遼太郎や永井路子なんかよく読みましたし。作家の書く歴史物に惹かれてきたところがあると思います。
追記:『戦国期の室町幕府』は親本刊行が1975年ですので、今はもう古い説になっているかもしれません。
コメント by ぱぐ@管理人 — 2007/12/27 木曜日 @ 7:28:36