チェンバロ2台のコンサート@早稲田
早稲田で行われたチェンバロ2台のコンサートに行ってきました。
ニュースやツイッターで生々しい現実にばかり
浸っているのがちょっとキツイので、気分転換も兼ねて。
仕事が決まったら行こうと思っていたのだけど間に合ってよかった。
いまわたしの心境はやりたいことを先延ばしにしない、
という方向に向いていて、それは毎日の生活をしっかりやろう
ということとつながっている気がします。
演奏者の一人は中高の時の同級生で、事前に電話した時
「しっかり生きて行かなきゃと思う」
と言ってましたが、それはわたしも同じだ。
演奏者は木村夫美さんと戸川陽子さん。
曲目は次の通り。
クリスチャン・バッハ
2台のチェンバロのためのデュエット
ト長調Op.15-5
アレグロ/メヌエットのテンポで
モーツァルト
4手のためのソナタ 変ロ長調K.358/186c
アレグロ/アダージオ/モルト・ブレスト
(1台のチェンバロで連弾しました)
エマヌエル・バッハ
2台の鍵盤楽器のための4つの小さなデュエット Wq.115より
第1番 アレグロ
第3番 ポコ・アダージオ
休憩
クープラン
2台のクラヴサンによるアルマンド
さわやかさ
魅力
メヌエット
[クラヴサン曲集第2巻 第9オルドルより]
セバスティアン・バッハ
2台のチェンバロのための協奏曲
ハ長調 BWV1061a
――/アダージオまたはラルゴ/フーガ
アンコール曲は上記3曲目エマヌエル・バッハの第4番。
予定よりさくさく進んだとのこと。
なお、会場は早稲田奉仕園内のスコットホール。
プロテスタントでしょうか、キリスト教の施設の中の建物のひとつ。
天井が高く、前には十字架とパイプオルガンがありましたので、
ふだんは教会として使われているのかな。
聖書が置いてある棚があったし。
バッハは神谷(美恵子)さんが最も好んだ音楽で、
自分でもピアノを弾いたそうなので、
そんなことも考えながら聴いていました。
チェンバロはとても繊細な楽器で、弾く前と休憩時間に
念入りな調律が行われていましたが、
アナログ的な分、心に入ってきやすかった。
同級生4人が聴きに来ていて、
そのうちの2人とそれぞれの近況を話しながら帰途につきました。
以前に同級生のチェンバロ演奏を聴いた時の記事は
こちらとこちら(1)(2)(3)。
きむ、どうもありがとう。