松岡正剛さんの声のトーン(4)
最初の松岡さんの話は、震災のことを踏まえて
<平時と有事>について。
平時のルーティンをきちんとやっておけば、
ちょっとした変化に気がつくはず。
平時の中の有事を大切にすることで、有事に対応できるはずだ、
というようなことでした。
わたしはいま一定の時間に寝起きするようにしてるんですけど、
これも平時のルーティンでしょうね。
余震が続いていたり、原発事故の行く末が見通せない中で
とにかく自分のやれることをやるためには、
まず生活をきちんとすることだと思っていて、
それにはごく基本的な食べること寝ること
をきちんとやることから始めよう、と。
声のトーンを一定に保つためにもそういうことは
必要なんじゃないか。自分が安定してなくて
人に物なんか教えられないよな、と去年度の経験を
踏まえても思うのです。
松岡さんの話では
「日本海と太平洋をつなげるような考え方をしたい」
というのも印象に残りました。
<(5)につづく>
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