2010/8/22 日曜日

久しぶりに西荻窪へ

Filed under: 俳句・連歌・短歌,マザーグース,読書,日記 — ぱぐ @ 8:39:13

要らない本とクラシックのCD、DVDを
がらがら引っ張るかばんに入れて
西荻窪に行った。

1年以上経ってるかな。
お目当ては音羽館。
めずらしくスタッフがそろっていて、
店主の広瀬さんもいたみたい。
混んでいたので話はしなかったけれど。

店内をぐるっと見ているうちに査定が済む。
ぼろぼろの本も引き取ってもらえたし、
ブックオフ系に行くよりは良心的な金額だと思う。
小西甚一『俳句の世界』(講談社学術文庫)と
「東京人」2002年4月号<特集 居酒屋で飲む>を入手(アマゾンのリンクになかったので出版元のバックナンバーをリンク)。
川上弘美『センセイの鞄』(新潮文庫)が売れた年で
太田和彦・川本三郎との座談会掲載。

音羽館の隣の「キャロット」は
お昼時にお客さんが並んでいる洋食屋で
いつも気になっているのだが、きのうも2,3人待っていた。
査定を待っている間に休憩時間に入ってしまったので、今回も入れず。
せまいお店みたいなので、
がらがらかばんを持って行ったらじゃまだったろう。
ステーキを食べてみたい。

「旅の本屋のまど」では入手品なし
(今年出た『アガサ・クリスティを訪ねる旅』が定価の倍つけられていて驚く)、

「花鳥風月」では石川淳追悼記念の「すばる」(集英社)
が気になったけど、入手せず。

なんだかふらふらしてきたので(朝から桃とバナナしか食べてなかった)、
「夢飯(むうはん)」へ。
シンガポールの料理、海南(はいなん)チキンライスが食べられるお店で
前に一度入ったことがある。
前と違うメニューにする。
チキンスープで炊いてあるごはんに炒り卵が載っているもの。
スープ付き。
鶏肉が載ってる方がいいな。

「興居島屋(ごごしまや)」という、
店名(松山湾沖にある島の名前から)も
商品(絵本やアート系が多く、マッチのラベルや古い絵はがきなんかも)も
ユニークな古本屋が「なずな屋」という名前に変わっていた。
店員だった女の人が独立してお店を引き継いだので、
今のところは商品もそのままみたいだけれど、
だんだん変わっていくのかなぁ。
前からほしかった
レイモンド・ブリッグス描くマザーグースの絵本があったので入手。
これでだいぶいろいろな歌のイラストがカバーできる。

南口に移って、「ぼぼり」で期間限定、枝豆のアイスを食べる。
「信愛書店」では入手品なし、
「豆の木」で本日のコーヒー「ガテマラ」をホットで。
ブラックで一口飲んでみたらかなり苦かったのでクリームと砂糖入りで。

「ねこの手書店」というのは
店名からしてペットの本だけとかカルト系かと思って
前は入らなかったのだけど、今回初めて入る。
まんがとかアダルト系もけっこうありましたが、渋めの本もあり。
店がけっこう広いからですかね。
金曜のブックリスト交換で挙げていた人がいた
オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』(11世紀ペルシャの詩人の4行詩)が
岩波文庫としてはお安い150円だったので入手。

もうひとつ「東京人」2009年9月号<特集 向田邦子 久世光彦 昭和の東京>
も入手。

いま小西甚一に凝っているので
(実家にあった筑摩詩人選の『宗祇』をもらってきて読んでるところ)、
講談社学術文庫をいろいろ入手しようと思っていたのだけど、
1冊しかありませんでした。

『俳句の世界』は一回読んでるみたいだけど、
また俳句も作りたいと思っていたところなので
参考にしよう。

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