ふとんの打ち直し
家人は重たいふとんが好きなので、ベッドでも木綿の掛け布団を使っている。そろそろ冬用のふとんに代える時期だ。
春先に冬用ふとんのカバーを洗濯しようとしたら、覆っている布が切れていて、中の綿が出ていた。洗濯したらくず取りネットに入りきらないくらの綿ゴミ!
早く打ち直しに出そうよと言っていたのだけど、家人はぐずぐず引き延ばすところがあって、納戸にしてある部屋にずっと置きっぱなしになっていた。初めて車に載せて運んでいったらたどり着いたふとん屋は休み。その次の日は電気がついてるのに自動ドアが開かない(驚)。
で、その翌日別のふとん屋の広告が入っていたので、取りに来てもらった。開いてなかったふとん屋の自動ドアはたぶん、配達のため留守だったのだろう。留守番は置いてなくて。
まわりはミシン縫いだがふとんの表の布は絹糸で手縫いだから、絹糸が劣化したのでしょうとのこと。いつから使ってるのかわたしは知らない、かなり年季の入ったふとんではある。今度のは全部、綿糸ミシン縫いを頼んだ。
丈夫で安ければいい、と家人はわたしに布の模様の選択を任せたので、絞りふうの紫がかったものにした。絞りふうといっても家人には猫に小判でもったいないのだが。
身長を訊かれたので165cmというと、じゃあ標準で大丈夫ですね、とのこと。最近の人は背が高いので足が出ちゃう場合があるのだそうだ。うちは二人とも大きくない(わたしは152cm)ので、昔の(?)日本人体型です(笑)。
10日くらいでできあがるとのこと。値段は8800円なり。
……というわけで、きのう、できあがって配達してもらった。あのひどいふとんがみごとによみがえって、家人は大喜び。
「羽根なんかだめだな、重たくないと」
とのこと。もっと寒くなったら夏用と二枚重ねにするのだそうだ。
わたしは肩が凝ることもあって重たいふとんは×。羽布団を愛用している。