2010/7/4 日曜日

亭主のいない日に読書三昧


あと2週間で夏休みに入ります。
待ち遠しいなあ。

例の勉強の許可が来るのはちょうど夏休みに入るころなんですが、
無事に許可が得られましたら、通学途上などで大物を読む計画を
立てています。

小西甚一の『日本文藝史』1~5(講談社、1985)。

同じ著者では『日本文学史』(講談社学術文庫)と
『中世の文藝』(同左)『俳句の世界』(同左)を
読んでます(自分のブログを検索して確認しました(笑)。

清瀬市立図書館の本館、閉架書庫に眠っているそうなので、
カウンターで請求しなければ。

そしてきのうは家人がバンド練習→呑み会でいませんでしたので、
夕飯の支度に追われることなく(自分の分は作って食べましたが)、
一日中、本を読んでいました。

読んでる途中に
「ねえねえ、こういうのがあったんだけど」
とか呼ばれなくて済むのもいいわ(笑)。

職場では『長くつ下のピッピ』(岩波書店。リンク先は岩波少年文庫)
という、これまたなつかしい本を借りて
金曜の夜に読み終わったところです。
こういう本だとストレス溜まらないし、
訳文も定評あるから、すいすい読める。
シリーズのあと2冊は来週に。

前回借りたのは
*半藤末利子『漱石夫人は占い好き』(PHP)

*イアン・マキューアン『土曜日』(新潮クレストブックス)

*島内景ニ『中島敦「山月記伝説」の真実』(文春文庫)

の3冊。

半藤さんの本は前回も読みましたけど、漱石の孫らしく
きっぱりと正直なところがいい。
漱石が今で言うDV夫だったというのは聞いたことがありましたが、
その直接の被害に遭った人(長女)の娘が書いているので、
説得力があった。

マキューアンのは先週今週と続けて土曜日に読むことに
なったのがおもしろい。
最初のうち、内的独白というのでしょうか、
なんでも理屈で考える主人公(脳神経外科医)が
うっとおしかったんですが、
最後の方である事件が起こってから展開が気になり、
こっそり最後の方を先にのぞいてしまった(笑)。

島内さんはわたしより10歳上の国文学者。
専攻は古典がのちの時代にどんな影響を与えたかというもの。
著者紹介にある『文豪の古典力』(文春新書)が
おもしろそうなので読んでみたい。
わたしは高校の国語で「山月記」を習って以来、
教科書に載っている他の作品も読みましたし、
ちくま文庫版全集をときどき読み返す中島敦の
愛読者なんですが、この本が去年(生誕100年)出ていたのは
不覚にも知らなかった。

釘本久春(くぎもとひさはる、文部官僚で国文学者)と
氷上英廣(ひかみひでひろ、ニーチェを研究した独文学者)
という中島敦の旧制一高時代の親しい友人たちとの関係と
「山月記」を重ねて読む、
という本で、なかなかおもしろかった。

余計なことを書けば、もうちょっと文章がうまいと
さすが中島敦の愛読者だね、というところなんですが、
望蜀の感かな?(意味がわからない人は辞書を引きましょう)
現代日本語は語尾が単調になりがちだから、
工夫することが必要です。

で、きのうはリクエストしてあったのと併せて
4冊借りました。返してなくても10冊以内なら期限内に
借りられるそうです。リクエストは別枠。

<リ>関幸彦『百人一首の歴史学』(NHKブックス)

<リ>萩谷朴『紫式部の蛇足 貫之の勇み足』(新潮選書)

角田光代『これからは歩くのだ』(文春文庫)

夏樹静子『アリバイのない女』(集英社文庫)

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