2007/9/29 土曜日

母校の文化祭

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 22:15:41

数年ぶりに母校(私立の女子中高一貫校)の文化祭に行ってきた。

特に誰とも約束しなかったのだが、卓球部の5年下の後輩Hさんと1年上の先輩Hさんに逢った。後輩Hさんはもしかしたらお嬢さんが今年受験するかも、とのこと、先輩Hさんはお嬢さん二人が在学中である。

わたしは高校卒業寸前になって、母校の国語か日本史の教員になる望みを持ったのだけど、大学が性格に合わなくて教育実習(国語)は母校でやらせてもらったものの、まじめに勉強する気を失ってなんとか卒業だけはした、という形だったので、とても母校に教員志望を申し出るわけにゆかず、断念した。
その思いはかなり後まで引きずっていて、今日も「もし教員になっていたらどうだったかなぁ」と思いながら見て回った。

もう一つの「もし」は自分に娘がいたら母校に入れるか?ということだけど、本人が気に入れば勧めるかもしれないな。先輩Hさんに前からそういうつもりがありましたか、と訊いたら、通える範囲で本人が気に入れば、という気持ちだったという。

今日は一日目で午後のみ。観たものは次の通り。
*中1の展示2つ
  キューピーについて
  黄色について(これは今年の中1の学年色。わたしの学年は赤、今年は高3)

*美術部の展示
 油絵が多かったようだ。田舎の家を描いた絵が上手だった。

*文芸部の展示
 漱石の「夢十夜」について。現役のころ、あったかなあ。あまり大きな声で言いにくいけど、わたしは文学青年・文学少女が苦手で、あったとしても入ってはいなかっただろうと思う。「感想を書いてください」と言われてたいへん困ったのだけど、「できたら書くことは続けてください」と書いてきた。部員の作品を集めた小冊子をもらう。

*自然科学部生物班と天文班
 苦手な理数系の中で唯一、好きだったのが生物。「アサギマダラ」という蝶のマーキング(写真は喜界島のもの)というのを最近始めたのだそうで、報告を見ていたら部員が説明してくれた。この蝶は羽が丈夫なのでマジックペンで文字などを書き、どこまで飛んでいくか確認するのだという。生物班はこの蝶がたくさん生息している長野県の川上村のあたりで合宿をしてやっているとのこと。いちばん遠いのだと韓国で見つかったという。

 asagimadara.jpg
 天文班はロケットや今の天体学の現在の説明。プラネタリウムの模型のほかは字の説明だけでちょっと地味だったなぁ。

*ギター部の演奏会
 2曲目から聴いた。印象に残ったのは芥川也寸志の「弦楽のためのトリプティーク」(3面一組の絵のこと、演奏されたのは第3面のみ)、ベイ・シティ・ローラーズの「Saturday Night」、パッハベルの「カノン」、アンコール曲ケルティック・ウーマンの「You Raise Me Up」(荒川静香がトリノオリンピックのエキシビジョンで使った曲とのこと)。

*高校演劇部の芝居
 演目は訊かなかったのでわからず。プログラムにもない。森に捨てられた人間の不満が木になるという、その精たち(?)のお話らしい。なかなか上手だったと思う。ある国の王様をたらし込んで国が滅びる元を作ったという赤いドレスの女(女子校なのでみんな女が演じてるのだが)が印象に残った。

 わたしたちの学年の途中に新任で赴任してきた家庭科のI先生が演劇部の顧問で、照明係をやっていた。あした寄席が久しぶりに復活するそうですね、と訊いたら、細々とは続いていたのだという。演目はお笑いだけらしい。今ブームなんだから落語をやる子が出てきてもいいと思うんだけど……あしたは別の用事があって行けないのがとてもざんねん。

###
父兄や卒業生のためのカルチャー教室があって、我孫子にいるとき学年主任だったM先生の源氏物語講読講座に通ったのだけど、片道2時間がきつくて途中で挫折してしまった。先生をがっかりさせたのが申し訳なくて、チャンスがあればまた申し込みたいと思っていたのだが、もうやっていないことがわかって愕然とする。

前校長でわたしも習ったことがある国語のS先生が万葉集の講座を持っているらしい。仕事がちゃんと決まってできるようだったら申し込みたいが……

学校新聞の復刻縮刷版を無料で分けてくれるということだったので、ちょっと重いのだけどもらって来た。いろいろ取ってあったが東村山に来るときにだいぶ処分したのでたしかこれは残っていないんだと思う。それに学校の歴史にも興味があるし。

4件のコメント

  1. 文化祭楽しまれたようですねぇ。
    紅亭・・・残念ですねぇ。落語無しですか・・・
    私たちのころは、落語の方が多かったと記憶していますが。
    その流れで、大学言っても落研入って続けた人もいるしねぇ。

    M先生最近お目にかからないなぁ~と思っていたらやっぱり、いらして無かったんですねぇ。残念です。
    お元気でいらっしゃるなら良いのですが・・・

    あいにく文化祭の日に雨になってしまったけど、盛況のようで・・・

    コメント by ダンシングドッグ — 2007/9/30 日曜日 @ 8:55:41

  2. >ダンシングドッグさん

    たっぷり楽しんできました(^^)。
    文化祭の時は、暇があるといつも寄席に入り浸っていたんだけど、たしかにずっと落語の方が多かったよね。顧問の先生が落語好きだったというのもあったかもしれませんが。

    ダンシングドッグさんもなにかやったんだよね?わたしはメンバーじゃないのに手ぬぐいをもらいました。裏方でもいいからなにかやればよかった。

    M先生は古典のおもしろさを教えてくれた恩師だし、教員になったとしたらあの、雑談ばかりなのにちゃんと教科は消化しているという離れ業が目標でしたから、お元気でいらっしゃるといいなと思ってます。

    今日も雨だねえ。グラウンドでもなにかやってたみたいだけど今日はどうなりますか。

    コメント by ぱぐ@管理人 — 2007/9/30 日曜日 @ 9:26:53

  3. 紅亭では落語やりました。
    「たらちね」
    夏休みに必死に覚えました(苦笑)受験勉強もせずに・・・
    でも、楽しかった!半纏未だに大事に持っていますよぉ。多少、カビくさいけどねぇ。
    私は、人生の大半をあそこで過ごしていますが、とても幸せなことだと思っています。

    そうそう、M先生もS先生も何故か雑談多くて教科の内容よりそちらの方が記憶に残っていたりするけど、ちゃんとやることやっていたよねぇ。
    いずれの先生も私は特講でお世話になったのだけど・・・

    コメント by ダンシングドッグ — 2007/9/30 日曜日 @ 11:40:54

  4. >ダンシングドッグさん

    そうか「たらちね」ね。聴いたかなあ。ミュージカルをクラスでやったのでその出番以外はほとんど寄席に行っていたと思うけど。

    学校の図書館に落語全集があったのでちょっと読んだ記憶があるんですよ。わたしがやるとしたら、やはり百人一首にちなんで「崇徳院」か「千早振る」にしたでしょうね。だれかやったんだっけ?

    ……ここでプログラムを出してきたら、ダンシングドッグさんの高座名は「団十郎」だったのね。「崇徳院」はブログ仲間Mさんがやってますね。じゃ、「千早振る」になったかな(笑)。

    現校長M先生ののコメントに「実に高三生徒のうち、ほぼ三人に一人がはっぴを着るという事態になって、呆然としつつも喜ばしいことと感じております」とありました。とすると、うちらの学年はけっこうピークだったのかな。

    先生の雑談は不思議と覚えてます。

    さすがのわたしもノートや教科書までは取っておいていないので、M先生で習ったのを覚えているのは、「平家物語」と「大鏡」かな。平家物語は大学の卒論にしましたから、ちゃんと教わったことが生きたことになります。今でも冒頭の「祇園精舎の鐘の声、しゃらそうじゅの花の色……」のところ、言えるよ(笑)。

    コメント by ぱぐ@管理人 — 2007/9/30 日曜日 @ 20:42:52

この投稿へのコメントの RSS フィード。

現在、コメントフォームは閉鎖中です。

HTML convert time: 0.468 sec. Powered by WordPress ME