チック・コリア×上原ひろみ@ブルーノート
楽しみにしていた上原ひろみの生ピアノを初めて聴くことができた。
同行者は家人と、家人のアマチュアバンド仲間であるクイズ作家のAさん。
聴きながらこれをどうことばで表現するか考えていたのだけど、
*タッチが力強い
*音の粒が立っている
*全体にムラがない
というようなことでしょうか。
綾戸智恵を初めて生を聴いたときにも、よし、あしたからがんばるぞというエネルギーをもらったのだけど、あれに似ているかなあ。
何より、ピアノに対するトラウマ(親の強制的な押しつけでいつまでも続けなくてはいけないのが、いやでいやで仕方なかった)が、消えちゃうかも、という気持ちになったのがすごい。クラシックじゃないからかもしれないけど。
曲目はよくわからないまま聴いたんだけど、知らなくたってだいじょうぶ、と言いたくなった(誰に?)。
アンコール最後の「スペイン」はチック・コリアの代表曲のひとつだし、家人もバンドで何遍もやっているからさすがに知っていたが、かっこよかった。
11月に今度は自身のバンドとやる上原ひろみを同じ会場で聴きます。同行者も同じ。
そういえば、結婚する前に家人がブルーノート(まだ満員電車みたいなせまーい座席の時)に連れてきてくれたんだけど、何を聴いたんだろう?ぜんぜん覚えていない。家人は過去のことをほとんど覚えてないやつなので、訊いても無駄だった(笑)。
今ほとんどうちに籠もっているせいか、知的な会話に飢えているらしく、Aさんと話すのは楽しかった。家人は自分が関心を持っていること以外は聴いてないから、わたしも話題にしないので。
こちらこそ、お世話になりました。
知的なんて言われると照れますねぇ、どっちかと言うと痴的な私です(笑
コメント by A — 2007/9/26 水曜日 @ 5:10:05
>Aさん
いや、我が家での夫婦の会話が痴的なんですよ、きっと(笑)。
でもほんとに、話の合う相手は必要だなって思いますね。
コメント by ぱぐ@管理人 — 2007/9/26 水曜日 @ 12:25:56