バロックコンサート@庭園美術館(1)
白金の東京都立庭園美術館に行くのは久しぶり。この旧朝香宮邸はやや派手で好みじゃないなぁという印象があったのだけど、入ってみるとまったく見覚えがなかった。
ニジンスキーなどのバレエのための「舞台芸術の世界」というのをついでに見る。ロシア人って原色使うのが好きだな、と思った。
新館大ホールは初めて。天井が高くて庭がちらっと見えるので、いかにもバロック音楽の会場にふさわしい。だんだん外が暗くなっていくのを計算した開始時間だったのか。
プログラムは次の通り。
―フランス・バロックの庭より―
300年の時を超えるヴェルサイユ、パリの音楽
2007年9月15日 17:00開演
演奏:デュオ・リュタン Duo Lutin
朝倉未來良(みきら) フラウト・トラヴェルソ
木村夫美(ふみ) チェンバロ
1.オトテール・ル・ロマン(1674-1763)
プレリュード(フラウト・トラヴェルソ)
2.クープラン(1668-1733)
恋のうぐいす
3.オトテール
組曲 ト長調
プレリュード
アルマンド「アタランタ」
サラバンド「忠実」
小さな優しい歌
ロンドによるガヴォット「マイユボワ」
ロンド「男爵」
4.クープラン
小さな風車
5.オトテール
組曲の続き
アルマンド「サン・クルーの滝」
サラバンド「ギモン」
クラント「無関心」
ロンド「嘆き」
メヌエット「可愛い娘」
ジグ「イタリアの女性」
休憩約15分(会場後ろに飲み物が用意されていた)
6.デュフリ(1715-1789)
フォルクレ
シャコンヌ
7.ボワモルティエ(1689-1755)
オブリガート・チェンバロとフラウト・トラヴェルソの為のソナタ ハ短調
ゲイマン(楽しげに)
グラシュースマン(優美に)
メヌエット
8.クープラン
シテール島の鐘
9.ブラヴェ
ソナタニ長調
ラルゴ「ショーヴェ」
アレグロ
ロンド「マルク・アントワーヌ」
「後悔」
フーガ(アレグロ)
ガヴォッタ「迷宮」