プレゼンのスライド枚数40枚。
きのう書いた「神谷美恵子の生涯をプレゼンする」ですが、
いちおう完成しました。
表紙目次を入れて、なんと40枚です。
神谷さんのことを書くのがいかに大変か、
ご想像していただけるでしょうか。
1枚10秒ずつと考えても、400秒、
7分弱かかりますね。
仕事でPowerPointを使ったことがないので
感覚がよくわかりませんが、
かなり多いんじゃないでしょうか。
いろんな切り口があると思いますが、
わたしは人となりに興味があるので、
今回は交友関係と読書歴に焦点を当ててみました。
タイトルだけ紹介してみます。
表紙「神谷美恵子について その多彩な魅力」
目次 5枚
本編「年譜」
同上「家系図」
同上「両親を通じての交友関係」
同上「読書歴」(その1)(その2)
同上「下落合小学校での交友関係」
同上「聖心女子学院小学部での交友関係」
同上「ジャン・ジャック=ルソー教育研究所付属小学校での交友関係」
同上「ジュネーブ国際学校中等部での交友関係」
同上「自由学園での交友関係」
同上「成城高等女学校での交友関係」
同上「津田英学塾本科での交友関係」
同上「津田英学塾大学部での交友関係」
同上「アテネ・フランセ高等科での交友関係」
同上「結核療養中の交友関係」
同上「ブリンマー大学での交友関係」
同上「コロンビア大学での交友関係」
同上「東京女子医学専門学校本科での交友関係」
同上「初恋の人・野村一彦をめぐる交友関係」
同上「親友・浦口真佐をめぐる交友関係」
同上「夫・神谷宣郎をめぐる交友関係」
同上「精神科医としての交友関係」(その1)~(その4)
同上「教員としての交友関係」(その1)~(その4)
同上「ヴァージニア・ウルフをめぐる交友関係」
同上「著作活動をめぐる交友関係」
同上「翻訳活動をめぐる交友関係」
これで、神谷さんが行ったことのあるところ、
たとえばジュネーブであるとか、
ブリンマーやコロンビア両大学のあるアメリカ、
長島愛生園(岡山県にあるハンセン病療養所)、
作家であるヴァージニア・ウルフが生まれ育った英国
(小説を原作にした映画はちょっと観たことありますが、
まだ著作は一つも読んでいません)、
などをひとつひとつ訪ね歩かないと、
雰囲気がつかめないと思うんですよ。
時代が大きく変わって、その場所にも
痕跡があんまりないとしても。
塩野七生さんが『ローマ人の物語』(全15巻、新潮社)
という一大連作を完成させることができたのは、
現地に住んで各地域を訪ね歩き、
もちろん参考文献も読破してのことなので、
どうせやるなら、わたしもとことん納得できるまで
調べてから書きたい。
『遍歴』(みすず書房 神谷美恵子コレクション)は
亡くなる直前に書き上げたものですが、
病気がちだったこともあるし記憶違いもあるみたいなので、
やはり調べ直してみないといけないと思っています。
神谷さん自身がそういうことをしっかりやる人でしたし、
できるならご本人に読んで満足してもらえるようなものを
書きたいのです。
とてつもない野望ですねー、やっぱり。
家系図を一太郎で作れるかどうか試し始めています。
これをPowerPointに入れ込みたいのですが、
うまくできるかなぁ。