2010/5/19 水曜日

神谷美恵子の生涯をプレゼンする(笑)

Filed under: ラグビー,神谷美恵子,読書,日記 — ぱぐ @ 6:15:04

という設定のもと、PowerPoint2003の自習を
空き時間に続けています。

今までもわかる範囲では調べていますし、
本も読んでいるのだけど、
ほんと、溜息が出ます。

すごすぎるなー、やっぱり。
こんな人のことを書こうなんて
無謀すぎる、とまた思うのであった。

何者なのか知りたい方はとりあえずウィキペディアへ。

このあいだ加藤仁『宿澤広朗 運を支配した男』(講談社、2007)
という本を読みました。

しゅくざわひろあき。
高校からラグビーを始めて
スクラムハーフという天性のポジションを得、
早稲田の学生時代には日本選手権2連覇
(キャプテンだった4年時の3連覇は成らず)、
住友銀行に就職して銀行マンとしても
相当優秀で(頭取候補だったことはこの本で知った)、
日本代表監督としてスコットランド代表相手に歴史的な勝利を挙げ、
日本ラグビー協会のアマチュア的運営を改革しようとして挫折し、
55歳の若さで山登りの最中に倒れて亡くなる、

という人の評伝です。

スコットランド戦に勝った時(1989年)は
中継観なかったのかなあ。覚えていませんが、
そういうことがあったのは知っていました。
あの時のキャプテン平尾誠二は好きな選手でしたし。

前にも書いていますが、中高の時の同級生に
熱烈なラグビーファンがいて、
彼女に吹き込まれてわたしはラグビーを観るようになりました。
ほかにも何人かラグビー好きがいて、
一緒に観に行ったことがあります。

加藤仁は昨年末亡くなったノンフィクション作家で、
定年後の男性たちを書いた本がたくさんあるようです。
わたしは毎日新聞に載った連載を読んだことがある。

あとがきを読むと、
宿澤の二兎を追って二兎を得ようとする姿勢を描くのに、
かなり悩んだようです。

どこか自分的にとっかかりがないと
評伝は書きにくいものだと思うんですよね。
交友関係の広さとは別に、宿澤が抱えていた孤独、
恃むものは自己のみというところから
手がかりを追っていったようです。

わたしが神谷美恵子のことを書こうと思いはじめたのは、
30代になってからだと思いますが、
自分が思う道に進めなかった20代の絶望感と闘う時に
支えになった1つが、神谷美恵子のことを知ったこと、
彼女の若いころの日記を読むことだったからです。

あと、どうみても作家的な人なのに、
なぜ医学の道へ走ることになったのか、
不思議で仕方なかった。

初恋をあきらめたことがかなり大きかったらしい、
ということがわかってきました
(下記の本にはその事情が詳しく考察されています)が、
それにしても、と思うのですよ。

専門的なことはどうしたってなぞる程度で、
関係のあった場所を訪ね、心情をたどることしか
わたしにできることはないだろうと思っています。
それにしてもねー。
気を抜かない先生だったそうだし(笑)。

PowerPointに画像を入れようと
パソコンをじっと見ていると、
「なんでそんなこわい顔してるのー?」
と同僚に言われてしまいました。
何をそんなにリキ入れてるのか不思議がられているらしい。

ええと、決して遊んでいるのではありません(笑)。

これやると、かなりPowerPoint使えるようになると思います。
もちろん各種質問にもお答えできると思うので、
そのためにやってるんですよー(笑)。

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