涼宮ハルヒシリーズ読み終わりました。
スイスイ読めるので、
文庫本9冊を約10日間で読み終わった。
楽しかったし、アタマのリハビリにはもってこい(笑)。
くわしい内容解説はウィキペディアにおまかせするとして、
各巻の題名を書いておきますと、
『涼宮ハルヒの憂鬱』
『涼宮ハルヒの溜息』
『涼宮ハルヒの退屈』
『涼宮ハルヒの消失』←上映中の映画はこれ
『涼宮ハルヒの暴走』
『涼宮ハルヒの動揺』
『涼宮ハルヒの陰謀』
『涼宮ハルヒの憤慨』
『涼宮ハルヒの分裂』
この調子だと『~の攻略』とか『~の削減』とか
いくらでも続けられそう(笑)。
作者は谷川流(ながる)、いずれも角川スニーカー文庫です。
登場人物たちのキャラをくっきり決めて、
場(この場合は高校)を設定すると
お話が進めやすいのかなぁ。
七夕だの夏休みだの節分だの、
季節のイベントごとに
合わせて書いていくのは
作者としても楽しかったんじゃないかな?
あとは視点がキョンくんだということですね。
常に突っ込みを入れつつ語るという。
これが三人称だったらおもしろくも何ともないだろう。
アニメはセリフも原作そのままで作られています。
「キョン」はあだ名で、本名は明かされません。
ラヒリに名無しの主人公が語る小説
「三度目で最後の大陸」(新潮文庫『停電の夜に』所収)
があったのを思い出しました。
最後の『涼宮ハルヒの分裂』はつづきもので
作者が書けなくなっちゃったのか(?)、
何年もそのままだったそうですが、
これから待望の続編『涼宮ハルヒの驚愕』が
雑誌掲載になるとのこと。
2ちゃんねるで話題沸騰だそうですが、
家人も忘れちゃったので、もいっかい読むと言ってます。
また家人の趣味に取り込まれちゃった気がする……(笑)
YouTubeに「5分でわかる涼宮ハルヒの憂鬱」があったので
貼り付けておきます。主題歌つき。
合間に朝比奈隆の評伝や
(予想どおり、等身大の描き方で堪能しました。
ハルヒシリーズとちがって、ガッチガッチの文章。
違いがありすぎ(笑)、
本の紹介ブログの参考にしようと
本棚から出してきた丸谷才一や向井敏の本を
ぱらぱら読んでいます。
候補になりそうな本も
引っ張り出してきました。
わたしが書けばどうしたって
文章がお堅い感じ(笑)になりそうだけど、
まずはつかみが大事かなぁ。
書く時の状況によって
またいろいろ変わってくるでしょうが……
書き方はいろいろ実験?工夫してみるつもりです。
編集学校の[破](応用コース)に
ちょうどそういうお稽古
(800字で自分の取りあげた本の内容を伝える)
があったんですよね。
仕事でくたびれきっていた時だったので、
時間がないのとアタマも働かなかったんでしょう、
2回しか推敲できず、
だめだこりゃと思っていたら
予想通り、手厳しい講評をもらいました。
まぁいつもは読まないタイプの
むずかしい本だったんですけどね……