「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を聴きながら
今日はお昼から、FMでモーツァルトばかりのリクエスト特集をやっている。
日曜はいつも山下達郎の「サンデー・ソング・ブック」(TOKYO FM 14:00~14:55)を聴くことにしている。前は出勤日だったので録音していたのだけど、たまに忘れてしまい、ファンつながりで毎回録音しているTさんにMDのコピーをお願いする。いつもありがとうございます>Tさん
洗濯ものを干しながらそろそろ「サンデー・ソング・ブック」の時間だ、と思ってその前にNHK-FMに合わせてみると、なんだかモーツァルトらしくてびっくりしたのだった。
サンデー・ソング・ブック(SSB)の前には「日曜喫茶室」(12:15~14:00、NHK-FM)をたまに聴く。雑学を得るためにはこういう番組は貴重で、自分じゃ読まない分野のことがわかるのでいい。本より話の方が頭に入りやすいしね。
今日のSSBは「ハーモニカで棚からひとつかみ」で、ロックはちんぷんかんぷんなんだけど、なかなかおもしろかった。
SSBのあと、モーツァルトリクエストに合わせて、『ローマ人の物語 ユリエス・カエサル ルビコン以後』を読む。次の給料日まで読むのを控えようと思ったのだけど、やっぱり買ってしまった三冊。本を読むのが最大の趣味だし、人のお金を使ってるわけじゃないのでいいとしよう。
途中で気持ちよく眠ってしまい(ふとんの中で読んでいたもので)、目が覚めると海老沢先生がしゃべっていた。音楽のモーツァルト学では日本で第一人者のこの先生は、「モーツァルトさん」「ケッヘルさん」と敬愛を込めて話すので、おもしろい。
モーツァルトの作品番号はケッヘルという人が整理したので、ケッヘル番号というのだけど、年代順になっている。その後の研究で順番が入れ違ったり、その当時は見つからなかった作品が出てきたりしているんだけど、基本的にはケッヘルさんのお世話になっているわけですね。文学の原稿研究に似たものがある。
今、リクエストの終盤にかかってきた。最後にリクエストが一番多かったものがかかるらしい。
三番目はわすれたけど、二番目は「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、一番多かったのは「アイネ・クライネ・ナハトム・ムジーク」だそうだ。
……その二曲を聴きながら、この文章は書きました。