2006/1/27 金曜日

モーツァルトを堪能しました。

Filed under: 未分類 — pug @ 23:24:39

前にも書いたけど、今日はモーツァルトの生誕250年目。
生まれたのは午後8時ごろだという。日本時間だと8時間早いけど(笑)。

先立つものがなくなって、日本モーツァルト協会を休会にしてもらったのは、わたしとしては本当に残念なことだった。それが2003年の6月。

「若いんだからまた稼いで復帰してよ。あとはときどき臨時券で聴くという手もあるわよ」
と事務局のTさんに云われたのだが、あれから一回も例会に行けなかった。

今日は記念すべき日だし、同級生の佐久間由美子さん(フルート)が出るのを知って、臨時券で聴くことに決めていた。会員だったときに一度出演したのを聴いたことがある。あれはなんだったかなあ。

第一部は初期のものが多く、9歳とかであれだけ作っちゃうってすごいなと思った。作りとしては単純なんだけど、もうすでに「モーツァルトらしさ」がわかる。モテットと交響曲。それにコンサート用のアリア。このソプラノ(小泉恵子さん)がとてもよかった。

さく(佐久間さん)のお母さんは、実はわたしの母と中学高校の同級生(わたしたちの母校とは違うところ)。わたしが小学四年で編入したときに同じクラスだった(六年まで持ち上がり)。高校は別のところに行ったので中学まで一緒だった。
自身は声楽専攻でお弟子さんもいるひとなので、休憩時間に逢ったときに訊いてみると、
「モーツァルトはむつかしいのよ」
とのこと。バッハのように宗教曲ばかりだと楽譜に忠実でいいのだが、モーツァルトだと華やかなところがある。ところがノリで唄ってしまうと、がたがたと崩れてしまうのだそうだ。ひとつひとつきちんと音を出して積み重ねる、器楽的だという。
「そうすると、自分を楽器みたいにしなくちゃいけないわけですか?」
「そうねえ、そんな感じ。とにかく、モーツァルトはむつかしいのよ。今度また聴くことがあったら、そのへんを注意してみて」

ひとつ、勉強になった。

第二部はさくと吉野直子さん(ハープ)で、フルートとハープのための協奏曲。
この組み合わせで何回かこの曲を聴いている。お母さんによると、百回以上一緒に演奏してるんじゃないかとのこと。モーツァルトだけじゃないだろうけど。

オーケストラは東京交響楽団のメンバーによる「アンサンブル・アマデウス・メトロポリタン」。モーツァルトの時代はオーケストラといっても規模が小さくて楽器の種類もそんなにない。ホールで観客向けに演奏というより、サロンでBGMとして演奏されたのが主からだ。

この曲は毎日聴いてるもののひとつなのだが、生で聴くといいなあ、やっぱり。お弟子である貴族父娘のために書かれたというけど、曲想のバリエーションが流れるように出てくる。

フルート、ハープ、それぞれのアンコール曲もあって、たいへん贅沢でいい時間だった。

おめでとう、モーツァルト!

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