ハンニバル戦記まで読了
塩野七生『ローマ人の物語』(新潮文庫版)、5巻目のハンニバル戦記(下)まで読み終わった。
いやー、若いころと違って、こういう本を読んでも頭にすっと入ってこないな。
一つは、世界史辞典で「ポエニ戦役」「ハンニバル」「スキピオ」について概略を確かめる、とかいうことをしてないせいか。
本の後ろに年表は付いてるんだけど、一つ一つの項目とか人物について概略がわかると、流れがつかみやすい。
日本史の場合は、もうごく初期の版から『角川日本史辞典』を愛読していて、ヒマだと寝っ転がって好きなところを拾い読みする、というのが道楽の一つなので、だいたいのことはわかるんだけどなー。
(国語辞典とか古典文学事典
でも同じことしてます。さすがにニッコク(日本国語大辞典)は重すぎて、そこまでできない)
世界史辞典のコンパクトなのが手元にあると、すこし読みやすいかな?
世界史の本でうちにあるのは、中央公論の新しい版(『世界の歴史』5ギリシアとローマ)なんだが、あんまり目を通していない。
少し参考のために読んでみようか。
毎年、単行本が出るたびに買って14年という話を聞いて、すごいな、と感心している。
わたしは司馬遼太郎が好きだったが遅れてきた読者だったので、古本屋で文庫版を探して読んだのがほとんど。『街道をゆく』は連載中だったが、それも本になるのを待って読むことが多かったと思う。
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