五十にして天命を知る
お久しぶりです。
長島愛生園行きの記、気に掛けているうちに身辺にいろいろあり、いつものネット遮断の時期に入ってしまいました。
昨年3月末より今年正月明けまで10ヶ月、ネットとご無沙汰しました。
復帰して約一ヶ月、気持ちが落ち着いたところでブログにも何か書いてみようという気持ちになりました。
まずは何度目なのか数えるのを辞めることにした(!)転職の件。
ここ数年、学校の仕事に関わり、その間に司書教諭講習(2010年の夏休み)と司書講習(2011年と2012年の夏休み)を受けて資格を取ったのですが、思いがけず縁あって今年度から学校図書館司書をしています。公立の中学校と小学校に一日おきの勤務です。
その前の仕事は小学校でのコンピュータ指導員(司書教諭講習を夏休みに受ける)、小学校2年間(二年掛かりで司書講習を受ける)と中学校1年間の教員補助でした。いずれも公立の学校です。
子どものころから本を読むのが最大の楽しみでしたし、小学生高学年のころにはいっぱしの知識誇りを大人に向かってするような子どもだったので、学校の仕事の中でも図書館は自分に合っていると思います。
何度も書いていますが、いちばんなりたかったのは、日本の古典文学の面白さを教えてくれた恩師のような母校の国語教員でしたので、それにも近いところにあるかなと。
今年度は新米なので一年間の流れをつかみ、カタログを見て購入図書の候補を挙げてみたくらいですが、来年度このまま続けることになると(すっかりそのつもりでいるのですが(笑)、図書館に置く本の整備が大事な仕事になってきます。
場所に制限がありますから、要らないと判断した本を廃棄(「受け出し」といいます)して、子どもたちに読ませたい本、子どもたちが読みたいと思う本を購入しわかりやすいように並べ、文章の読み取りや書くのに役立つようにする、というのが学校図書館の役割です。
早いもので今年の年末には50歳になります。
今こう書いていても実感があまりありませんが(笑)、
「五十にして天命を知る」(論語・孔子)
という年なんだなあということを意識しつつ、過ごしてみたいと思います。