2011/4/5 火曜日

震災後に読んだ本、神谷さんのこと

新しい本を読むより、愛読書を読み返したい気分になっている。

震災のあとに読み返した本。

塩野七生『男たちへ』(文春文庫、1993)
同上    『再び男たちへ』(同上、1994)
村上春樹『少年カフカ』(新潮社、2003)
石川淳・丸谷才一・杉本秀太郎・大岡信『浅酌歌仙』(集英社、1988)
丸谷才一『新々百人一首』(新潮社、1999)
夏目漱石『坊っちゃん』(新潮文庫、雑誌の初出は1906)

そして実に久しぶりなのだけど、
神谷美恵子の本(みすず書房・神谷美恵子コレクション)

ツイッターで伊東乾(@itokenstein)氏という
作曲家&指揮者&作家(作品はぜんぜん知りません。あしからず)
が神谷さんのことをつぶやいていたので触発された。

(結果としての経歴を見るとそういう風になりますか?)

と思ったのでちょっと意見を述べておいたが
先方はどう思ったかわからない。

@itokenstein Ken ITO 伊東 乾
日頃芸術を営む人が、戦争や災害の際に別のさまざまな形で役立つ努力をするのは決して珍し い事ではありません。逆に平時でも哲学者フーコーの訳者で知られる神谷美恵子さんはハンセン病患者治療に生涯を捧げた精神科医でもあり、多くの著作でも知 られます。文化人やアーチストは今真価を問われる訳で(3月26日)
@pa55gu ぱぐ 東京都東村山市
itokenstein こんばんは。神谷さんにとっては、ハンセン病患者に関わることは医師になるきっかけでもあり、ずっと念願だったので、平時とか非常時とかという意識はあまりなかったと思います。(3月26日)
@itokenstein Ken ITO 伊東 乾
@pa55gu 神谷さんが医師になられたのは太平洋戦争中、というのは、お父さんの当時の立場(特高に目をつけられていたわけで)を考えても無関係ではないような印象を持っています。それはフーコーとの共感などにも通じるものがあるような気がしていました。
(3月26日)
@pa55gu ぱぐ@東京都東村山市
@itokenstein 結果的には戦争中に日本の医師になっていますが、医師の勉強を始めたのはアメリカ滞在中のことですよね。戦争が始まって帰国してから日本の医師の学校に入ったので。お父さんの立場は神谷さんを考える時はずせないところではありますが。

(3月27日)

結果からだけ見ると、神谷さんがいろいろ悩んで生涯を送ったことが見えてこない。

伝記もどき、書けるかどうかわからないけれど、わたしが書くならそのへんをしっかり書きたいものです。

HTML convert time: 0.331 sec. Powered by WordPress ME