「なんとかなるさ」と念じていると……
職場のある人が、自分の担当する分野が
3月いっぱいで終わる予算内に収められるか
心配している。
それを聞いた別の人が、
「だいじょうぶ、なんとかなるわよ。
わたしはいつもそう思うようにしてる」
と言った。
内田樹氏のブログに、
言葉の現実変成力を若い人は侮りがちであるが、
言葉ほど恐ろしいものはない。
「どうせオレなんか・・・」というような自虐の言葉は
まっすぐにその人を「どうせ」的状況に繋縛してしまうのである。
自分の状況を否定的に記述することは
「自分に呪いをかける」ことである。
自分にかけた呪いを祓うことはむずかしい。
というのがあった。
言葉って暗示ですからね。
言うにしても書くにしても。
わたしはひとの言葉でも不愉快になりそうなものには
触れないようにしている。
やり過ごせない性格だからでもあるけど、
その毒がこっちに回って来ちゃうのがいやだからなんですよね。
むりやりポジティブになることはないけど、
ちょっと見方を変えてみると、
なんとかなる方法が見えてくるかもしれない。
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