マザーグース学会関東支部例会@下北沢
前日体調が思わしくなくて、
勉強会の調べもののため図書館に行くのを断念。
でも夏休みに入ってリラックスできているせいか、
楽しく過ごすことができた。
参加者は5名。
勉強会の担当に当たっていた人はわたしを含め3人いたが、
わたしは飛ばしてもらって、2人。
人数が少なかったこともあり、
半分雑談で進む。
英語は読めませんが(ほんとに残念です)
イギリスの歴史の本はいくらか読んでいるので、
王様のことを歌ったと思われる唄
(ドイツから迎えられたハノーヴァー朝のジョージ1世と、
それに対抗して王位を要求したカソリックのチャールズ老潜王)
については、調べた人の補足ができたかな。
あと、勉強会のためにワードで型が作られたので、
それを使って発表した人がいた。
欠席した人も発表資料をネットで共有できるように
わたしの方で考えないといけない。
また家人の助けが必要かもしれません。
F会長と会員Nさんの共著から読んだのは
「The Queen Of Hearts」。
The Queen of Hearts
She made some tarts,
All on a summer’s day;
The Knave of Hearts
He stole the tarts,
And took them clean away.
The King of Hearts
Called for the tarts,
And beat the Knave full sore:
The Knave of Hearts
Brought back the tarts,
And vowed he’d steal no more.
ハートの王妃が
タルトを作りました
ある夏の日に
ハートのジャックが
タルトを盗んで
すっかり持ち去りました
ハートの王は
タルトを所望されました
ジャックをひどくぶちました
ハートのジャックは
タルトを戻しました
そして2度と盗まないと 誓いました
『不思議の国のアリス』に「誰がタルトを盗んだのか」という章があり、
この歌を下敷きにしてお話が進む。
ランドルフ・コールデットという画家が、
30枚の絵でお話の進行を描いたものを見せてもらった。
猫がタルト窃盗の場面を目撃してご注進に及んだり、
王様がジャックをぶっているのを
王子たちが服の裾を引っ張ってジャックをかばったり、
とオリジナルな場面もあっておもしろかった。
12月に愛知県岡崎市で大会が開かれる。
緊縮財政中のため、
旅行はもちろん本を買うことすら自粛していますが、
大会の際に理事会が開かれるので、
理事を仰せつかっているわたしは出席するからね、
と家人にすでに宣言しています。
どうやって費用を捻出するか問題ですけれども……
ほかのみなさんは渋谷のパブに暑気払いに行きましたが、
わたしは失礼して帰ってきました。
いま一番思う存分したいのは、
本を買うことと、ときどき外食することかなあ。