15年ぶりくらいのかかりつけ医
きのうは、健康診断で再検査と言われた視力検査を受けに、
子どものころ掛かっていたS眼科に行く。
我孫子にいる時に一度掛かったような気がするなあ、
と思っていたら、やはりそうだとのこと。
前回は平成8(1996)年だというから結婚した年。
わたしは母譲りの乱視持ちで、
かつ本の読み過ぎからか小学1年からめがね、
中学1年からはコンタクトだったので、
S眼科にはたいへんお世話になった。
今のコンタクトは1日使い捨てが主流ですが、
わたしが使い始めたころは1枚が1万円以上し、
(ハードは目が痛くなって受け付けなかったからソフト)
週に一回蒸気で消毒、
毎日ちゃんと専用液で洗ってからしまうこと、と
取り扱いがたいへんだったのです。
高いのでなくすと大騒ぎしたし。
視力検査を受けたところ、まだ老眼じゃないわよ、とのこと。
ありゃ、遠近両用めがねを作った時の視力はなんだったのだろう。
左が極端に悪いのは中学生くらいからなので、
今のめがねは左がほとんど素通し、
右で見ているはずである。
サンプル用のコンタクトがあるから、つけてみる?
と言われて、久しぶりにコンタクトをつける。
慣れた動作なので、
鏡がなくてもつけるのはお手の物だ。
サンプルだから、と3つもらう。
コンピュータを使うので目が痛くなります、と言ったら、
目薬を出してくれた。いつも窓口で受け取っていたので、
支払いのあとなんで出てこないのかと思い、
訊いたら処方箋を持って行って薬局で買うのだった。
ほかではふつうにやってるのに、なじみのところに
行くと、つい昔の癖が出ちゃうんですね(笑)。
ほかに患者さんがいなくて
先生も助手のひともひまそうだったので、
いろいろおしゃべりしてから帰る。
ここの先生はおっとりしていてあわてず騒がず
というひとなので、何か困った時の相談相手にちょうどいい。
もう1軒、幼児のころから掛かっている内科があるのだが、
そこの先生はお元気でしょうか、と訊くと、
まだ現役で診ているわよ、というので驚く。
わたしが覚えている時点で、すでにおばあさんだったから。
わたしが子どものころからずーっと同じ看護婦さんがいた。
まあ内科に掛かりに行くことはないと思うのだけど、
先生やその看護婦さんとはちょっとお話ししてみたいな、
と思う。