2010/6/7 月曜日

呑み切り一般公開@豊島屋酒造

Filed under: 食べたり飲んだり,日記 — ぱぐ @ 6:33:20

きのうは暑かったですねえ。
30℃近くあったんじゃないでしょうか。

そんな中、市内の豊島屋酒造で行われた
呑み切り一般公開に行ってきました。

小さな酒蔵なので混むんじゃないかと思って、
「早く行った方がいいんじゃないの?」
と言うと、家人はえーとか言ってましたが、
10時の開場より20分ばかり遅れて着きました。

入口で500円払って、
ちいさなおちょこ(お祭りで金魚を入れるようなビニール袋入り)と、
お酒の一覧を書いた紙(買う時に記入するため)と、
ゴルフ場でスコアを記入するのに使う鉛筆
を渡されました。

入口すぐのところで、
すでに人が群がっています。

自分でついで呑むらしい。
わたしは普段でも一杯しか呑めませんから、
ほんのちょっとついだだけですが、
それでもここで3種類。
純米吟醸原酒・純米原酒・特選原酒。
原酒ですから、アルコール度が高い。
17,8度あったのかな。
こんなのをがぶがぶ呑んだら、
脳貧血でぶっ倒れるか、気分が悪くなるかです。

この3つの中では、純米吟醸原酒がおいしかった。

次に、全国新酒鑑評会に出品したお酒などのコーナー。
この鑑評会というのは1911(明治44)年に始まった歴史あるもので、
殖産興業という時代の要請と、
地域によってまちまちだった品評会を全国統一にしたということ、
それに酒税は国の財源の大事な1つなので、
醸造業を盛んにしたいという後押しの意味も
あったようです。

今は独立行政法人が主催し、
「鑑査」からお酒を育てるものへ、
それと食に関連する情報開示(消費者向け)という意味があるとのこと。

で、説明が長くなりましたが、豊島屋酒造の出品酒
(金婚というのが銘柄名)は
今年金賞を受賞したそうです。

今年から平成17年まで5年分の出品酒が出ていましたが、
今年のがいちばんおいしかった。
だんだん年月が経つと黄色くなるみたいですね。

18年もの大古酒というのがありましたが、
茶色くて老酒(ラオチュウ)みたいな風味でした。

貴醸酒というのがあったんですが、
何が違うのか聞き損なった。

わたしはこのへんで呑むのをギブアップ。
みりんは前に買ってあるので、まあいいやと思って
飲みませんでした。本みりんはおいしいですよ。
江戸時代にはまず飲み物だったそうです。

仕込み水がタンクから飲めるようになっていたので、
これをがぶがぶ。
小さな女の子が水筒のふたを持ってきて、
自分で汲んでいるのがかわいかった。

燗酒のコーナーもあって、
熱燗とかぬる燗とかいろいろな温度で呑めたようです。

しかし、今回はほんとに呑むだけ、だったので、
大して呑めないわたしには
ちょっとつらい経験でした。
今度行く時はお茶を持参しようっと。

黒とオレンジのオリジナルTシャツがかっこよかったんですが、
緊縮財政中ですので、あきらめました。

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