プロにはプロなりの仕事を求めたい
といつも思う。
プロ野球を見ていても
(高校生より下手な守備を見せられるとがっかりする)、
本を読んでいても
(今読んでるのは塩野七生と塚本哲也。満足満足)、
スーパーで買い物しても
(毎日買い物する主婦パートさんに訊くのがいちばんわかる)。
わたし的に一番腹が立つのは
本のことを知らない本屋の店員かしらねえ。
どうしてもわからない時だけ店員をつかまえますが、
(あ、この人本を読まないな)
ってのはすぐわかります。
わたしは自分が就きたい仕事に就けなかったせいも
あるかもしれませんが、
「でもしか●●」
というのがきらいでねえ。
今までいろんな仕事をやってきましたが、
最初どうかな?と思っていても
けっこうできるものなんです。
覚悟を決めて覚える気があれば。
給料が安いから適当な仕事でいい、
じゃないんですよ、仕事ってのは。
ちゃんとこなさなきゃ仕事じゃないです。
今の仕事も素人同然のところから始まりましたが、
知らないこと、できないことがあったら、
すぐ訊くようにしています。
初めての仕事だと、
知らないことはたくさんあるわけですよ。
教えてもらったことは自分のものにし、
自分でも勉強しながら
一人前に仕事ができるよう目指しています。
できることが増えると楽しいしね。
(こういうこと書くと、またあきんこに
「ぱぐさんのハードル高い!」って言われるかな(笑)
あとね、頼む方もどうやったら相手に気持ちよく
仕事してもらえるか考えるのがプロです。
今の職場はそういうことをうまくやる名人がいて、
むしろわたしはブレーキ掛けられてます。
きっともう性格を見抜かれてるんだと思いますが(笑)。
対照的に、人に頼んでおいてから、
「ほんとにできるんですか?
できないんだったらよそに頼まなきゃ」
とか言う失礼な人がいるんですよねえ。
あんた、頼んどいてなんだその言いぐさは、
と思ってわたしゃ、思わず声を荒げましたよ。
大人になりたいのに、これじゃなれないじゃないか。
内田樹「大人への道」に賛成。