2010/3/21 日曜日

卓球部OG会

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 10:13:07

久しぶりに中高の時の卓球部OG会に参加。

おおぜいの人に逢うのが久しぶりで、
まだ復帰途上(笑)ですから
だいじょうぶかなあと心配だったが、
よくしゃべり笑った。

もう40回を超えているというOG会。
在学中から30年以上経っているわけだから
当然なのだが。
若い人たちには馴染みがないので、
現役当時の先輩後輩の席に入る。
娘が在学中という人が多い。
母娘で卓球部という例はまだないそうだが。

Sコーチは在任35年だという。
女子校のコーチをこれだけ続ける例は
珍しいのでは。
おうちでも男子一人だからか、
女子に囲まれて違和感なし。

教員をしている4年上のMさんが、
男子はわりに単純だから
ハッパ掛ければ素直にやるけど、
女子はむずかしくて自分にはとても手に負えない、
と言った。

現役陣が強いという報告が心強い。
一時期は部の存続危機を迎え、
顧問のS先生(数学、高3の時の担任)も
入部しない?
と声を掛けまくったという。

S先生の顧問歴も長くて、
保育園に通うお嬢さんたちを連れて
中学生だったわたしたちの試合の
付き添いをしてくれた。
たぶんSコーチより長いだろう。

この3月で講師も辞し、
前から夫婦での散歩が趣味だったが、
もっともっとするのだとか。
わが家の近くにも来たことがあるという話で、
わたしより市内に詳しいかも。

今どきテレビ・パソコン・ケータイ・ファックスなし、
ラジオもほとんど聴かない。
黒電話を愛用しているとのこと。
このきっぱり感が先生らしくていい。

練習後は円陣を組み、
右膝に手を当て
「○○(学校名)、ファイト!
 ありがとうございました」
という掛け声を掛けるのだが、
卒業して間もない人たちにやってもらうと、
やけに早口なのである。
世の中のスピード感と関係あるかな。

馴染みのメンバーで2次会している時に、
今と自分たちの現役時代との違い、
という話になった。

遅刻とか成績が芳しくないとかいう、
昔だったら
「いたたまれないこと」
を今の子供たちはあっけらかんと
口に出すという。
テストの点なんかもお互いに見せっこするとか。

大きな声では言いにくいけど、
わたしは試合にしばしば遅刻して
先輩たちを待たせる
とんでもないやつだったし、

中2のとき、大嫌いなベテラン数学教諭(男性)と
つまらないことで喧嘩して、
意地張って謝らなかったので
学年の先生たちが対処にこまった、
という武勇伝(?)の持ち主で、
それ以来、数学化学物理に縁遠くなって
文科系まっしぐら、
嫌いな勉強はやらないできない、という、
「いたたまれない気持」
をたくさん持っていたので
(卓球がちっともうまくならないのに
 続けていいもんだろうか?というのも)、

そのあっけらかんさ、というのは
いいのか悪いのか複雑な気持ちがする。

4月からの仕事は子ども相手なので、
どう対処すればいいか参考にさせてもらった。

中学生当時の自分の気持ちは覚えていても
(どこか中学生気分がいつまでも抜けないような……(^^;)、
それがそのまま通じるかどうかはわからない。

よく観察し、まず相手の話を聴くように努める、
ことから始めようかと思っている。

2010/3/20 土曜日

家人の現在のオススメ

Filed under: テレビ,音楽,日記 — ぱぐ @ 7:22:11

バンドでキーボードを弾いている家人はYouTubeで
歌や演奏がうまいひとを見つけると、
いちいち呼びに来て見せたがるんですが(笑)、

今のオススメは、
Superfly(めざましテレビの主題歌を番組内で唄ったもの↓)と、

女子中学生ドラマー川口千里ちゃん。

川口千里ちゃんは
どこがどうすごいのか
書けないので、
とにかく聴いていただければ。

今の最新アップはこれ↓。
「けいおん!」というアニメのキャラを演じてるらしい。

新しい演奏をアップするたび、
うまくなってるのがわかるのが
楽しみなんですが、

お父さんの撮影&録音技術も
うまくなってます(笑)。

*サイズが大きくて右のウィジットを隠しちゃってます。
調整できないのでこのままご覧ください。

2010/3/19 金曜日

冬眠(笑)対策へのおまじない

Filed under: 日記,散文・文章 — ぱぐ @ 6:52:06

先週面接したところは、おことわり。
まぁそんな気がしたので、特にがっかり感はなし。

入れ替わりのように
別のところから話が来たので、そちらを受ける。
2段階くらい踏んで採用となるらしい。

ともあれ、3月中にめどを付ける、
というのが家人との約束で、
わたしとしても(金銭的にはここのところずっと)
お尻に火がついた状態なので、

それがそのままいくかどうか
わかりませんが、
いろいろやってみることにする。

冬眠(笑)、
としきりに言っていますが、
ものを考えない状態というのは
悪くはないです。
カラダはすごく楽。
だらだらできますからね(笑)。

アタマでっかちなわたしは
体で覚えるのがニガテで、
時間もかかるのですが、
理想だけは高いから(笑)、
レベルに達してない自分に
苛立ったり、落ち込んだりするわけ。

疲れすぎたり、
苦手なタイプと毎日顔を合わせなきゃならん
となると、
アタマが働かなくなる。

当然ものは書けませんね。
考えながら書いていますから。

人の文章を読むのも
つらくなります。
本とかのムズカシイ文章じゃなく、
業務連絡みたいなメール程度でも
受け付けなくなる。

すなわち冬眠状態(笑)です。

何度もこの状況に陥っていますが、
また仕事をすることになると、
そういう状況があり得ますので、

対策のおまじないを書き付けておくことに
いたしませう。

*手順は先回りして考えよう。余裕を持つ。

*自分でめいっぱいなところに追い込まないこと。

*気分転換を上手にすること。

*物事は「なるようにしかならない」ということ。

*あぶないと思ったら早めにブレーキかけること。

*苦しくなったら、自分にとって一番大事なことは
 何か考えよう。切って差し支えないところは切る。

*ことばは、未来を先取りするところがあるものだから、
 悲観的な言葉を書かないこと。

*自分に暗示を掛ける時は
 ぼちぼち、
 でよし。

2010/3/18 木曜日

本のブログ「乱れ読み記」をご披露します

Filed under: ブログ,読書,日記 — ぱぐ @ 15:00:40

やっと家人が調整してくれたので、
ご披露します。

「乱れ読み記」

この「天衣無縫」と併せてよろしくお願いします♪

よそ様でくつろぐ?

Filed under: 日記,散文・文章 — ぱぐ @ 7:12:13

思春期以降の実家は、
ヒステリーを起こす母と、
じゃまされたくない父が短気を起こす、
という、息の詰まる雰囲気だったので、
「帰りたくない症候群」
だったことは何度も書いている。

その代償はよそに行った時に現れた。

親友の実家に遊びに行ったとき、
お母さんの前でくつろぎすぎて
彼女があとで眉をひそめた(^^;)
とか、
本屋か図書館に逃げ込む
(読書は逃避の手段でもあったのです)
とか、
帰り道が一緒だった卓球部の友達を
いつまでも引き留めておしゃべりした
とか、
職場の大先輩と帰り道別れるところで
立ち話を何時間もする
とか、
まぁいろいろありました。

結婚してからは、
お互いに性格わかって
余計なことを言わないようにしているから
まったりしているはずなのに、
今でもどうやら
「よそ様でくつろぐ性分」
が残っているらしい。

リアルでおしゃべりかどうか
自分ではよくわかりませんが、
文字でのおしゃべりは大好きです。

で、話ができそうな相手を見つけると、
ついつい長居してしまいます。

相手がおもしろがってくれると
質問魔のサガも発揮しちゃう。

ある人(男性)の掲示板で
一対一の長話したことがあるし、
今はvivajijiさんのコメント欄を
一対一のおしゃべりに費やしてます。

おしゃべりを愉しむには、
好みがはっきりしているひとの方が面白い。

女性でパッと反応のいい
おしゃべりができる相手って、
(しかもいろんな話題ができる)
リアルでもそういませんので、
つい嬉しくなって、入り浸ってます(笑)。

性格や好みは真逆と言っていいのに、
いつもお相手いただき、
ありがとうございます>vivajijiさん

猫にじゃれついてる犬みたいな気もするな……(笑)
そういえば、以前しょっちゅう電話していた
友達も猫系でした。
なにか惹かれるものがあるのかも知れません(笑)。

きのうのvivajijiさんのコメント
>語ったわりに書いたわりにしゃべったわりに
>思うような答えが得られないでずっときたので
>これでもかこれでもかって長くなるのでは。
>当たらずとも遠からずでしょ?

その通りでございます(笑)。
ひとを説得するより、
まず自分が納得したい、
ということらしいです。
特に自分のブログで長々と書いているのは。

ノートの日記時代からやってるんですから、
思えば長いひとりごとです(笑)。

一回の書き込みが長くて、
しかも改行なしぎゅーぎゅー詰めのは、
(よくあるんだ、これが。ブログの記事なんかでも)
内容に関係なく、
(ご立派な内容をそういう器に盛る人もいます)
見ていてうんざりするんですが、
自分がそんな風になってやしないか、
気に掛けつつ、

でもやっぱり長話している。

自意識過剰?(笑)
A型ならでは?(笑)

2010/3/17 水曜日

本のブログ名が決まりました。

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 7:19:47

ブログ名をどうするか、
アタマをひねって20個くらい考えましたが、
どうもジョーシキ的でつまらないので、
辞書の助けを借りて
やまとことばに。

じゃじゃん♪

「乱れ読み記」です。

記念すべき第1回の記事は、
また<徹子の部屋>に出演です(笑)。

じっくり説明したい性格なので、
インタビュー方式だと書きやすいことがわかりました。

「せっかくやる気になったんだから、
早く設定してよ~。
もう一番最初の記事は書き上げたんだし」
と数日前から家人をせっつきまして(笑)、
仕事が一段落付いたところで、
やってもらいました。

しかし、プロってのは、
シロートに不親切だなー。
最低限の設置だけやって、
あとは自分でいじれって。

最初よりはこのWordPress、
使いやすくもなったし、
どうやるのかもある程度は
わかるようになりましたけど、
わかんなかったら質問攻めじゃ(笑)。
どうにもならなかったら、やってもらお。

……というわけで細かいところを調整してもらってから
ご披露しますので、あとすこしお待ちください。

その間に練習?も兼ねて
アマゾンのカスタマーレビュー
2つ追加しました。
*高橋哲雄『本、註が多きゆえに尊からず―私のサミング・アップ―』
*大島一彦『ジェーン・オースティン―世界一「平凡な作家」の肖像―』

高橋哲雄の本はまだレビューがなかったので、
これから読む人の参考になればいいな
と思って。

2つのブログを書くようになると、
この「天衣無縫」はどういうペースで
更新することになるのか
自分でもわかりませんが、

従前通り、
文章稽古を兼ねながら
自分の考え方感じ方を確かめる場になるのかな。
ブログ名は
「天衣無縫―ぱぐのブログ―」からしっぽを取って、
「天衣無縫」
とシンプルに行くことにします。
右横のウィジットも少し変えました。

「乱れ読み記」の方は、
週に一回くらいの更新予定です。
よろしくお願いします♪

2010/3/16 火曜日

文学少女でない「書く人」?

Filed under: 散文・文章 — ぱぐ @ 7:40:17

子どものころから
本ばかり読んでいて、
大学でも国文学を専攻したので、
「文学少女だったんでしょう」
と言われる。

わたしが文学少女?
……なんか違和感があるんですよね。

パソコン通信の歌会に
誘われたのがきっかけで、
それまで読んで感心していたばかりだった
短歌を作ることになり、
それが広がって、
いわゆる歌人、俳人、詩人
と言われる人たちと短期間だが
お付き合いすることになった。

……どうも肌合いがちがうのである。

わたしは根っから散文的な人間らしく、
夢見る感じの人とは話がしづらい。
その方々の「夢」の部分を
無残につついてしまうところがあるみたいだった。

「書く人」であることを疑ったことはないが、
美学を貫くために書くというタイプではないし、
何もないところからお話を作るというのも
向かないらしい。

編集学校の[破]=応用コースのカリキュラムのひとつに
「物語編集術」がある。
前回は早々に挫折して、
そこまでたどり着けなかった(^^;)。

応用コースが無事終了すれば
物語講座という専門コースが受けられる。
(ほかにもいろいろあるのですが
今は話の都合でこれだけ)

くやしいので、
受講料のめどをつけたら
体調がいい時をねらって(笑)
もう一度応用コースを
やり直すつもりでいる。
物語講座にも興味あり。

というわけで、
いずれ稚拙であっても
お話が書けるようになるのかもしれないけど、

とにかく今はお話をこしらえる能力はないみたい。

じゃあ、何を書くんですか、
ということになりますが、

日本の古典から好きなものを3つ挙げると、
*枕草子
*平家物語
*大鏡
になります。

枕草子は
あることを取りあげて
清少納言が自分の感覚で斬っていく部分
(「春はあけぼの」みたいな)と、
中宮定子を中心とした女房たち+殿上人のやりとりの部分
がありますが、
わたしがおもしろいのはやりとりの部分かな。

勤務先での女性職員同士のやりとりが、
枕草子みたいだと思いながら
ノートの日記にその様子を描写してたなんてことも。

平家物語では、
時代の流れの中で人の浮き沈みが語られていくところ、
それと
自分の死後、
勅撰集に入れてもらうために自作の歌を
師匠である公家の藤原俊成に託し、
都落ちする武将の平忠度、
いわゆる「忠度都落」の部分が
文章のよさもあって好きです。

大鏡は
人物の特徴をエピソードで伝えているところ。
例えば村上天皇の正妃が美しいライバル女性に
嫉妬するあまり、こっそりのぞいていた衝立の穴から
焼き物のかけらを投げ入れてしまった、といったような。

こうしてみると、「人」に興味があるみたいですね。
それも、
生身の人間のおもしろさ、関係性、言葉のやりとり
ということらしい。

ネット日記を始めた時は、
手近な材料から始めようと思って、
<家人を観察する記>
を中心に書いていました。

パソコン通信のオフ会で、
「トトロさん(当時の家人のあだ名。体型から)に
お逢いしたかったんですぅ」
と家人に握手を求める女の子もいて(^^)、
(ひまわりさん、どうしてるかな)
なかなか好評だったんですが、

「トトロさんは、ぱぐさんのお子さんなんですか?」
と某掲示板で質問してきた方があって、
さすがに考えちゃいました(笑)。
面識がない方で、
日記からだけの印象だったんでしょう。

作って書いてたわけじゃなく、
言動を観察してただけなんですけどねえ(笑)。

いまでもときどき書きます。
本人は取りあげられるのいやみたいですけど(笑)。

2010/3/15 月曜日

体も慣らし運転中……

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 8:05:56

3月に入ってあったかい日が増えたので、
四十肩の調子がいい。
痛くない分、アタマもすっきり働く。
整骨院に続けて通っている効果も
あると思うけど。

まずアタマのリハビリから始めたが、
体の方も慣らそうと、
少しずつ動く範囲を広げている。
自転車を歩きにして、
「おー梅が咲いてる」とかね。

先日の面接の帰り、
久しぶりに寄り道しようと思ったが、
帰りの電車賃が足りないことがわかって、
またの楽しみにした。

丸の内オアゾ内の丸善と
松岡正剛氏が組んで
作った本屋(松丸本舗)が
おもしろそうなので。

今は資金がないので
ながめるだけになりそうですが(笑)。
編集学校でお世話になった師範代おふたりが
いるそうなので、
おしゃべりできたらいいな。

大手町で勤めていた時は、よく
日本橋の丸善に行った。
昼休みに本棚を眺めていたら、
勤め先のエライおじさんに
ばったり出くわして驚いたことがある。

あのあたりはだいぶ変わったので、今行くと
おのぼりさんになってしまう可能性大(笑)。

2010/3/14 日曜日

学海余滴をたのしむ

Filed under: マザーグース,読書 — ぱぐ @ 6:14:51

好きな勉強しか
してこなかったので、
数式とか化学記号はさっぱり覚えていないが、
歴史の流れなんかは、かなりわかるつもり。

小学生くらいから知識誇りの傾向はあったと思うけど、
大学生の時が生意気の絶頂だったんじゃないかなあ(笑)。
母校の教員になることばっかり考えてたから、
いい研究してる教授でも、
お経みたいな棒読みだと、
あっという間に睡眠タイムに突入(笑)。

読みたい本を読んでる方が身に付くと思っていた。
実際、そのころ読んだ本はアタマに残ってます。

母校の国語科教員には
とうとうなりませんでした。
転身するチャンスがなかったわけじゃないけど、
思いが強すぎて踏み出せなかったかな……

視点がユニーク過ぎて、
国文科の学生としては
どうも通用しないらしいと思ったし、
成績を取るための勉強というのが
どうにも性に合わない。
きらいな文章は読めないしね。
で、学問への道もムリ。

ただ(と、力みます(笑)。
経歴を見ただけではわからないでしょうが、

(ほとんど関係のない仕事が多かった。
某学会の事務方と
学者への奨励金事務仕事は務めたことあり)
仕事としてやったことがない分、
学問に対する尊敬、憧れは持ち続けてるつもりです。

英語の読み書きが大のニガテなのに(^^;)、
マザーグース学会に関わっていこう
という気持が続いているのは、
学問の雰囲気が好きなのでしょうね。
学者の方々は質問すれば喜んで答えてくれますし。

「マザーグース研究会」
という名前で始まったこの学会は
今でも同好会的な雰囲気がありますし、
専攻外でも、
職業的な肩書きがなくても大丈夫、という
気楽さがあります。

学者の書いた一般向きの、
内容は学問に関する読みものが好きで
けっこう読んでます。

カシコクなった気がするし(笑)、
ほんとにアタマのいい人が書いたものは
むずかしい内容でも
読ませますから。

今そういうので熱心に読んでるのは、
高橋哲雄の本です。
もともと英国経済学が専門の学者ですが、
凝り性と好奇心を生かして
仕込みがしっかりした、
読みものをいくつも書いてます。

学海余滴(がっかいよてき)、
というんだそうです、そういうのを。

2010/3/13 土曜日

9月で14年……

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 8:38:35

9月で結婚して14年になる。
早いですねえ。

幻の(笑)娘だか息子だかがいたら、
来年高校生になる。

毎日弁当を作る自分がどうにも想像つかないから、
まぁ二人暮らしのままがいちばん合ってるのかも
しれない、と今は思う。

そもそも結婚する自分、というのも
なかなか想像つかなかったんですが……(笑)

一歳の時に父が急逝したため、
結果的に一人っ子となり、
幼少期は母方のおじいさんおばあさんに
面倒見てもらった家人。
(家人の母は稼ぐのに忙しかった)
小さいころの話はおじいちゃんおばあちゃんの
ことが多い。

たぶん周囲からいろいろ聞かされたはずだが、
お父さんは
「いない人」
なんだと思ってきたという。

一人っ子の特徴なのか、
じゃましない限り、
放って置いてもべつに平気だし、
料理の手際はたぶんわたしよりも上だし(笑)、
自分のものは食べるものでもパンツでも自分で買う。
自分に被害(?)が及ばない範囲なら、
わたしが何しようが関心なし。

お昼は買ってきた材料を自分で作って食べている。
このあいだ実家の母に電話でそう言ったら
「いいわねえ」
と心底うらやましそうに言っていたが、
べつにわたしが仕込んだんじゃなくて(笑)、
最初からそうですから。

(父みたいな)
昭和ひと桁生まれでそういう男は
めずらしいんじゃないの?

男っぽさとは何かについて、
仕込む人がいなかったのかもしれない。
あるいは受け付けなかったのかなぁ。

「男だから……」
とかいう見栄とは無縁の、
いたって現実的な
めずらしいタイプの男なんですが、
(ロマンチック度はわたしの方が高いね)

なんでそういうやつが、
わたしのようなめんどくさいのと
結婚する気になったのか、
いまだに大きな謎である。

そういえば、
外でわたしのことをなんて呼んでるのかも
いまだに知らないなぁ。

>O先生
ご覧になってますか?
もしかして主語抜きだったでしょうか(笑)

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