ひとがた流し
というドラマをきのう夜9時台にNHKでやっていた。ほー、高木美保が久しぶりにドラマに出るのか、沢口靖子も好きだし、ということで観ることに決める。全3回。原作は北村薫。名前は知っているが読んだことあるかな……
40代の女性3人のお話。夜のニュース番組のメインキャスターに抜擢されることになった千波(沢口)、千波とは小学校2年で転校生だった時からの親友牧子(松田美由紀)。彼女は離婚して高校生の娘と一人暮らしのフリーライター。2人とは高校生の時からのつきあいの美々(高木)。彼女も離婚経験者で写真家の類(佐野史郎)と再婚。夫と仲のいい娘に血のつながりがないということを告げられずにいる。
千波は抜擢が決まった直後、人間ドックで乳ガンであることが判明し、手術を受けるべきか、受けたらせっかくの仕事がふいになってしまう……と悩むのが第1回。
千波の後輩ディレクター(瀬川亮)が転勤になってきて親しくなるらしい。
同級生にガンの経験者や去年病気で亡くなった人がいるし、わたし自身もちょっとしたことで体の不調を感じる年齢になってきたので、人ごとではなく観ました。人生経験いろいろというのも40代ならでは。友情はむろん、わたしの中では大事なことの一つです。
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そういえば神谷美恵子も40代初めに子宮ガンになったんだよね。神谷さんは20代で結核、40代でガン、50代後半からは心臓と脳の病気になり、といろいろ大きな病気を経験した人ですが、そういう経験はあの人の考え方にいろんな影響を与えているだろうな。