田辺聖子を読んでいた研修第1日目
1日目の研修が終わりました。月曜から金曜までの2週間、祝日が入っているので9日間の研修の初日でした。仕事の内容は書けませんが、いやあ、頭がウニになりそうでしたよ(笑)。数字関係じゃないのでわたし自身には合っているとは思いますが。
聞いているだけだと覚えられないだろうということで、問題を解く時間もありました。実際に仕事するときはパソコンを使うのだそうですが、今日はアナログ的にテキストをひっくり返してあーでもないこーでもないと探したので、なかなかたいへん。覚えるにはいいと思いますが。
きのう通勤の往き帰り用に、文庫本ばかり、そんなにむずかしくなくて楽しめそうな本を限度いっぱいの10冊、清瀬の図書館で借りてきました。結局、犬養道子の聖書関係の本はほとんど手を付けられなかった。予約して借りたんだけど、しょうがない。読めそうな気分になったときにまた借りることにしよう。
ブログのネタはしばらく神谷美恵子からも離れるかもしれません。無意識のうちにはいつも考えているんだとは思いますが、わたしがいちばん興味を持っているのは、若いころのきつい精神状態にあった時期のことなので、今はちょっと避けたい。
きのうは田辺聖子の『性分でんねん』(ちくま文庫)を持って行きました。朝の車中も何とか読める余地があったので読み続け、研修が始まる前、お昼を食べたあと、合間の休憩、帰りの車中、とかなり読む時間がありましたね。残りは家で読み終わり、今日はまた違う本にします。なかなか読書がはかどりそうだ。
内容は日常の中であれこれ考えたこと、読んできた本のこと、自分の小説のできあがり方など。カモカのおっちゃんシリーズのころよりはあとに書かれた文章を集めたものらしく、夫に対する態度が微妙にあきらめと親愛が入り交じってるのがおもしろいと思った。
わたしはつねづね、結婚して何年も経つと夫の存在がどっかに行っちゃう女の人たちが不思議でしょうがないのだけど、まあわたしの方が変わっているのかな(笑)。
お昼は一合のお米を朝炊いて、おにぎりを2個。これは校正の仕事をしていたときと同じです。ものすごく頭を使うからか途中で血糖値が下がる気がするので、今日はどこかでチョコかなんか買って休憩時間に(お昼以外にも入れてくれる場合がある)食べることにしよう。