次の楽しみと生まれ在所の感覚
気にかかることは相変わらず気にかかるのだが、ブログに書くわけにゆかず、ほかのことをネタにしなければ……なるべく前向きに考えられることってなんだろう。
日曜日にマッコイ・タイナーというアメリカの有名ジャズピアニストのライブを聴けることになり、楽しみ。ジョン・コルトレーンという有名なサックス奏者と一緒にバンドを組んでいたという。
ジャズについても洋楽と同じくらいよくわからないが、有名な奏者の名前くらいは知っている。曲は聴いたことなくてもね。マッコイ・タイナーは知っていた。うちにCDがあるかどうか知らないが、実際に聴いてみないと音楽はわからん。音楽の感想ってむずかしいんですけどね。
『アルプ 特集串田孫一』(山と渓谷社)を読み終わる。ところどころ本人の文章が入っているのだが、詩も書いた人だからか、詩心あふれる文章だなあと思う。自然が好きで、虫屋(昆虫好きのこと)でもあり、顕微鏡を持っていたり、植物図鑑を眺めるのが好きだったり、絵も描いたし、なかなかいいですねえ。そうそう、ブロックフローテというあれは木製なんだろうか、縦笛もよくしたという。
生まれたのは都内の方で、戦争のあとは三鷹市牟礼、小金井市緑町に住んでいたことを知った。郊外が好きだったのかな。その感覚はよくわかるので、共感を持った。
蔵前でずっと生まれ育った人と話していて、
「二十三区内に住んだことないの?」
「いや、生まれたのは荻窪だから二十三区なんだけど、生まれて半年で調布に移ったので本人の記憶としては調布ばっかり」
今住んでる東村山もそうだしその前の我孫子も、調布も、むかしは農村だったところなので、そういう感覚はどこかわたしの中にあると思う。父の実家は信州伊那の農家で親戚も農家が多いし、母方の祖母の実家は福島は喜多方の郊外の農家である。おじいちゃんの方の先祖は何してた人かよく知りませんけどね。
生まれ育った場所の感覚というのはかなり無意識に人に影響するみたいで、家人の場合は静岡の東の方だから、あったかくて川などの水辺が近くにあって、ちょっと散歩できる緑のあるところが好きみたいですね。今住んでるところに決めるまでにあれこれ探したけど、わたしも似たような感覚なので、いいんじゃないかと思った。
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関東学院大学のラグビー部員が寮で大麻を育てていたというニュースに激怒。
クスリなんかやるな!