多摩動物公園に行ってきました
東村山に来てから一度は行こうと思っていた多摩動物公園。
いつ以来なんだろう。中高の時、遠足で行ったことあったかなぁ。
立川から初めて多摩モノレールに乗って多摩動物公園前へ。
「うんと歩くんだよ」
とおどかしてあったのだが、家人は仕事先との電話連絡が気になって見てやしない。
しょうがないから一人でずんずん先に行くと、マレーグマがちょうど食事の時間になっていたので立ち止まる。飼育員のお姉さんが直径7,8cmの竹筒を檻の外のポストみたいなのから中に落とした。
すると待っていたマレーグマの雌が竹筒を受け取り、足を広げて仰向けに四つんばい。その恰好が食事の体勢らしい。中にはピーナツとあと何かもう一つ入っているとのこと。真ん中に1cmくらいの穴が開いているので、穴を下にして竹筒を器用に四本の足で時計回りに回しながら、落ちてくるのをすばやく長い舌で受け止めるのだ。舌は20cmくらいあるという。受け止めるのがあんまり早いので、えさが落ちたのかどうか見物人にはわからない。
そのうち中身がなくなったようだったが、まだ粘る。穴に長い爪を突っ込んで取ろうとする。ふだんはシロアリの穴を掘って食べたりするのだそうで、得意技なんだろう。竹筒には縦にひびが入っていましたが、さすがに割れるところまではいきませんでした。マレーグマはいちばん小さい熊なのだそうで、わたしたちが見たのは大人くらいの背の高さかな。隣で見ていた小さな子供が「かわいい」と喜んでいた。
オラウータンのところに行くと、小さな赤ん坊ざるが低いところで一生懸命登ったり降りたりしようとしていた。ちょっと動きがぎこちないところがかわいい。
ここの名物だというスカイウォークをうんてい(「雲梯」と書くのを初めて知った)のようにして渡っていくもっと大きなオラウータンもいる。見物人が動きに合わせてついていくのがおもしろい。
コアラも見たんだけど、初めてかなあ。ほとんど動かなかった。
広いのでとても全部は見きれず、アジア館とオーストラリア館に絞りました。相当歩いた。今日の収穫はマレーグマ。