2007/10/14 日曜日

親を見ると子がわかる、子を見ると親もわかる

Filed under: 散文・文章 — ぱぐ @ 8:04:33

自分の反抗期が長すぎる(中学生くらいから現在に至るまで。30年近い!)せいか、親子関係、あるいは夫婦関係が気になる。

夫婦の仲が良ければ、子供もそんなにすさまじく反抗しないだろう、というのは自分の経験から言ってもいろんな人を見ていても思う。親を見てると、ああこういう子供になるよなあ、と納得がゆく。あるいはこういう子供はどういう育ちなんだろう?と思って親を知ると、納得できたりする。

仲のいい夫婦の子供はわりとスッと大人になれると思うのですね。ボーイフレンドやガールフレンドもうまくできるし、結婚するのもわりに早め。いつも平穏無事ではなくていろんなことがあるのが人生なのだけど、それを共同で乗り切れる力があるかないか、身に付いているかどうかは、その人の育ったものに大きく影響されるんじゃないかと思う。

わたしの母はやることが過激ですぐ感情的になるので、子供としては迷惑だったのだけど、その血は母の父から来ているらしい。わたしにとっての祖父ですね。祖父はわたしが生まれる前に死んでいるので写真でしか見たことがないけど、やはり過激で扱いにくい人だったらしい。造花を売る小さな会社をやっていたらしいが、成功したとは聞いてない。

祖母はそういう夫に苦労してきて、がまんを美徳に考える人だったから、わたしが母とチャンチャンバラバラやって問題を起こしたとき(小学生のころ)に電話をしたら、
「がまんしなさい」
と言った。”がまん”とかいう問題じゃないんだけど、と思ったが、その場ではおとなしく聞いたのかな?良く覚えていない。
母のきょうだいは7人だが、祖父の過激な血をいちばん継いでいるのが母だったらしく、祖母は心配していたという。

そしてその母の過激なところはわたしも継いでいるわけなので、これはもう苦笑するしかない。弟は子供の時から人当たりが柔らかく、父の実家に行って親戚が大勢いる中でビールを注いで回ったりするような愛嬌があった。大人になってからはあんまりつきあいがないけど、基本的に人当たりはいいんじゃないだろうか。

誰かが好き、というとき、わたしはダンナや奥さんや恋人を大事にする人、という基準を持っているらしくて、仲代達矢(亡くなった宮崎恭子は俳優座の女優出身で無名塾を一緒に立ち上げた人)しかり、山下達郎×竹内まりや夫妻しかり、あるいは神谷美恵子(ダンナは生物学者。今で言うバイオの基礎研究をしたらしい)しかり。司馬遼太郎もそうだ。

無意識のうちにそういう基準を持っているらしい、と気がついたときに、自分が両親を見ていて、ああいうのはいやだな、と思っていたからだな、と思った。

で、自分は(なるべく(笑)ダンナを大事にするように心がけている。つまらない喧嘩はしょっちゅうするし、子供がいないせいかお互いに子供っぽいなぁと思うんだけど、致命的なことはなるべく言わないようにしている。なんといってもわたしの過激なところは言葉に出ちゃいますから。

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