辞書あれこれ・その3
家の中の本棚は仕事(コンピューターソフト開発)で使う家人の本が優先で収められている。わたしの本棚は外の物置に収まっているので、いちいち出し入れに行かなくちゃいけない。その2まで書いたところで、ほかの本を探すついでにまだ辞書があったかしら、と思って見てみたら、ありました。
『東欧を知る事典』(平凡社)はハプスブルクやハンガリーが好きなので。
ちょっと毛色の変わったものでは、『ニッポン文庫大全』(ダイヤモンド社)。ネットの古本屋をやろうと思った時に参考のため買った。ほとんど目を通してないけど、図書館に行っても必要な本がないときには、ここで当たりをつけるという手が使えそう。
最後にマザー・グースでは、”A HANDBOOK OF NURSERY RHYMES”(研究社、1985)がある。いわゆるコンコーダンス(用語索引)。ただマザー・グース学会の藤野会長に聞いたところでは、ずいぶん不備があるらしい。改訂版は出ていないと思う。
マザー・グースを調べるときは谷川俊太郎訳で平野敬一の解説が付いている講談社文庫版『マザー・グース』1~4を愛用しています。日本語・英語の索引が付いているので手軽に使える。
アガサ・クリスティーの中に出てくるマザー・グースを調べるのが念願のひとつですが、今は神谷美恵子にかかりっきりになっちゃってるから、後回しだなあ。クリスティーの本の日本語訳はみんなあるので、読みながら付箋を付ける、というのはすこしずつやってますけども。
ところで、今いちばん欲しいものは書見台です。あっちこっち本を広げながら調べているので、固定できないと使いにくい。
(まだつづく(笑))
以下は自己リンクです。