2007/8/31 金曜日

辞書あれこれ・その1

Filed under: 未分類 — ぱぐ @ 9:22:40

子どもの頃から辞書を拾い読みするのが好きだった。

実家には岩波好きの両親の故か『広辞苑』が必ずあったし、あれこれ読んでみるのが好きな父は、『日葡辞書』(室町時代末期の日本語にポルトガル語の説明を付けたもの)とかラテン語の辞典なんてのも持っていたように思う。

わたしは大学で英語とフランス語で落第しそうになったくらい、語学についてはセンスのない人間だが、辞書を読むのは好きだ。
中学生になって初めて買った英和辞典は三省堂のクラウンで、ことわざがおもしろかったので探してみては蛍光ペンでアンダーラインを引いた。今でもそれはやっていて、いま手元にある英和辞典は研究社のリーダースだけど、暇なときに引いたあとがある。

実家にそのまま置きっぱなしだが、研究社のは英和大辞典まで持っていた。大学は英文科がいちばん人数の多い学校だったので、図書館には立派なOED(オックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー)があっただろうが、開くところまではいきませんでした。タイムズの巨大な地図帳がおもしろくて、たまに広げて見たな記憶がある(地図だとほら、字を読まなくても済みますから)。

あと、英国関係では、ブリューワー英語故事成語辞典(大修館書店)と研究社の英米史辞典、イギリス歴史地名辞典の歴史地名編(東洋書林。片割れなのは古本屋で買ったから)、イギリスの生活と文化事典(研究社)を持っている。ブリューワーは雑学辞典。研究社はアメリカの雑学を扱うスーパートリビア辞典というのも出しているそうだが、今は絶版で古本でないと手に入らない。 (つづく)

2007/8/30 木曜日

朝青龍の帰国その他

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 7:50:37

*朝青龍モンゴルに帰国。
もう戻ってこないんじゃないの?
またいやな思いをすることを考えただけで日本に向かう気になれないと思う。モンゴルでもきっと追っかけの日本マスコミが無神経に群がるのだろうし。マスコミの無遠慮な取材・質問が精神的に追いつめたところは大きいと思うよ。
わたしは魁皇びいきだけど、まずは見応えのある相撲を見たい。抜群に強い人がいて、それに対抗しようとするから高いレベルが維持できるのに、朝青龍がいなくなるとつまらなくならないか。
だいたいこんな状態では、ますます新弟子希望がいなくなるんじゃない?

*自民党岩手県支部の「5重計上」って何さ!冗談かと思ったよ。

*また奈良県で救急車搬送遅れによる妊婦の事故。今度は死産。

少子化がどうこうっていうけども、これじゃこわくて子供を産めないじゃないか。こわい事件も多いし、子どもがいないことに感謝しちゃう。

*「アダルト・チルドレンの記」

家族のことが問題なのだけど、20代に入るとわたしが関わったいろんなひとのことも出さなきゃいけなくなって、こまってる。具体的に書かずに、母の言動だけ書くか。でもいやだなあ、書くと不愉快になってきて。ブログの書き方にも怒りがふつふつ出てきて、いけませんなぁ。

神谷美恵子の年表を作るのに角川の日本史事典を活用しているのだけど、もしかしたらわたしが今までもっとも愛読した本は、これかもしれない。人物のところと文化関係を拾い読みするのが好き。

神谷美恵子のように、基本的には「考える人、書く人」の場合、「行動する人」に比べて描き方がむずかしい。読んだ本の影響、そこから本人がどう考えたかということが大事なので。基本的な人物像は固まっているのだけど、おもしろく書けるだろうか。

2007/8/29 水曜日

ことばと書くことの関係

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 9:09:40

書くことに関して幅を広げようと思ったら、いろんな本を読んでいろんなことばにふれることだ、と思う。そして、種類もいろいろ試してみた方がいい。小説書きが小説ばかり読んでいるより、詩を読んだりエッセイを読んだり伝記を読んだりして、いろんな文体に自分をさらすこと。読めるんなら理系とか数学の本でもいい。

そこから、何か別の発想や書き方が出てくるといい。ネタ探しにもなるし。

他人に影響され過ぎて自分を見失うことのないように。むずかしいですけど。

知識と文章の関係というのもむずかしくて、下手にやると専門用語オンパレードの論文もどきになってしまうし、といって説明ばかりだと文章の流れが滞ってしまう。 

*うちにある同世代の歌集、自由律、詩集を読了。今は丸谷才一とかの歌仙にかかっている。歌はまだ一首しかできていなくて出来に不満足なので、もうちょっと粘ってみよう。 

*雨のため、皆既月食が見られなくて残念だった。

*家人が多摩動物園に行ったことがないというので、涼しくなったら行くつもりでいる。

「坂ばかりなんだよ。うんと歩くからそのつもりで」

とおどかしてある。

2007/8/28 火曜日

タイムマシンがあったら逢ってみたい3人

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 8:39:31

*モーツァルトのクラヴィーア即興演奏を聴きたい。ソナチネから幻想曲までバラエティに富んでる方がいいな。必ず聴きたいリクエストはピアノソナタ15番(新全集16番)、K545。

*神谷美恵子に逢って話をしてみたい。年代によって考え方が替わった人なので、今ならやはり同じ年代の40過ぎの神谷美恵子。初期ガンにかかって幸いよくなり、夫の勧めもあって念願だった長島愛生園に通うことができるようになった。

*清少納言と逢って、おしゃべりしたい。逢ったあとに枕草子ばりの会見記を書けたら最高。

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安倍晋三改造内閣、発足。いつも思うんだけど、あの首相は一生懸命しゃべっているわりに、ことばの内容がちっとも響いてこないのは何でなんだろう。声のトーンがいつも同じだから?

しかし、何やってもちくちく言われちゃうというのは大変だ。持ち上げ過ぎもヘンだけど、ここぞとばかりに責めまくるのはみっともない。

朝青龍の申告漏れ、発覚。この時期をねらって税務当局がやったのだとしたら、ずいぶん意地悪というかしてやったりというべきか。あの世界ってかなりどんぶり勘定らしい、今でも。

「あるアダルト・チルドレンの記」と命名して書き継いでいるけど、まだ20代の前半までしかいってない。結婚するところまでが一区切りなのだが、たどり着けるかしら。

エクセルの先生は70過ぎのおじさん。なぜかこの年代とは話が合うので、うまくいきそうな気がする。「これを知ってると操作が楽なのに」がたくさんあり、無駄な作業をやっていたことがわかる。今のままではまだ「パソコンできます」という就職活動は無理だろう。次はまた来週の月曜。

2007/8/27 月曜日

乱世だなぁ

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 7:26:01

*ケータイの犯罪サイトで知り合った男たちが、見知らぬ女の人を襲って殺す。

7万程度でそんなことするの?しかも「死刑がこわいから自首した」とか。「しちゃった時点」で死刑になるほどのことをしてるんだよ。なんか歯止めのかからない、「こわれた」人という気がする。しかも、職場の人とは普通に話していたというのがこわい。

*西村寿行、死す。

彼の小説は暴力とHな場面というのが特徴だったが、今やあの世界を実世界でやっちゃうのが出てきたわけだ。小説や映画の世界と、現実社会のかかわりについて考える。

*仙台の女性殺人は、夫の前の彼女が殺していた。

同じ職場だったというから、「捨てられた」意識が増幅しちゃったのか?

わたしは振られた相手が職場の先輩と結婚することを知ったとき、すでに立ち直ろうとしていたので、まあしょうがないな、という感じだった。そりゃあ、直後は毎日その人と顔を合わせるのはかなりつらかったですけどね。先輩の方が気を遣ってくれて、寿退職する直前にロッカーで話をしたことを今でもよく覚えている。 

*ストーカー警官その後

家宅侵入とか興信所で相手のことを調べるとか、鍵を盗んでいたとか、やることがエスカレートしっぱなしだったんだなぁ。これもこわれてますね。まあ、お見合いだって念を入れる人は興信所でちゃんと調べたりするそうだけど。

*ラグビー日本代表の大畑大介がアキレス腱断裂、安藤栄次が膝内側を負傷。

9月にフランスでワールドカップが始まるのだけど、直前でこれはきついなあ。代わりに活躍する選手の登場を待ちたい。

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今まで、自分が経験したイタイこと(精神的に苦痛を受けたこと)について、その場で日記に書くことはしていたのだけど、思い出すとつらいので、正面から振り返って書いたことはなかった。

ただ、いつまでも母に対する嫌悪感を抱えているのもいやなので、ちょっと書いてみることにした。

書き始めるとあまりの長さに我ながらびっくり。いっぺん書いてから削る必要がありそうです。

ここにアップするかどうか決めていませんが、載せるとしても、あまり楽しい読みものじゃないと思うので、やだったら飛ばしてください(と、あらかじめ布石を打っておく)。

*では、エクセルを習いに行ってきます。

2007/8/26 日曜日

歌にするのに一苦労

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 10:53:23

お題に関する歌をせっせとメモし、関係のあることばも探してみたが(ニッコクこと日本国語大辞典をやっとこのごろ活用できるようになった)、さて、歌はできるのかしらん。

さらさら歌にできちゃう人とはできが違うなあ、と思う。わたしが作るとおもしろくも何ともない散文くづしになるか、くだらないだじゃれが多い。理想はちょっと仕掛けのある叙情性なのだが……

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斉藤環「時代の風 若者の貧困問題」より(けさの毎日新聞)

ほんらい意欲が発揮されるためには「根拠のない自信」が必要だ。こうした自信は、家族や仲間といった人間関係やさまざまな社会保障といった”溜め”に支えられている。こうした支えがもろくなり、”溜め”が奪われるとき、些細な失敗が存在の危機につながるという恐怖が支配する。

2007/8/25 土曜日

あれこれ思うこと

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 8:19:59

*立川のストーカー警官

女の人とつきあったことなかったのかな?

水商売の人にお金をつぎ込んで、それでこっちを向かせられると思うのが間違いだよね。今『オール讀物』9月号の直木賞受賞作、松井今朝子『吉原手引草』の抄録を読んでいるところだけど、昔の吉原はそのへんがもっとシビアだったみたいです。この人、文章が上手だ。

*栃木の女性遺体発見事件

家族は先物取引していることを誰も知らなかったという。まだくわしいことはわからないけど、横領でもあったのか。

*板橋のマンションで遺体の入った旅行かばんが運び出された事件

やっぱり遺体が出てきた。オレオレ詐欺グループの内紛らしい。→インチキ投資にお金を払った人が取り返しに行って殺されちゃったらしい。こわいな。

みんな、お金に絡んだ事件。

*また福岡で市職員の飲酒運転事故。

罰則を強化するのもひとつの手だと思うんだけど、飲酒運転事故を起こしちゃうひとの中には、アル中が相当入ってないか?病気なら治療を考えないと。

*朝青龍のこと

稽古しないと筋力がすぐ落ちると聞いたことがある。相撲協会はいつまでもぐずぐず引き延ばしちゃだめだよ。協会の印象悪し。高砂親方ってのはどういう意味での師匠なのかな。「お話しさせていただく」師匠なんてあり?

*ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』がよく読まれているという。

光文社から出ている亀山郁夫の新しい訳のことは聞いていたけど、そうなのか。

村上春樹のサイトに『カラマーゾフの兄弟』を読了する会があって、ずいぶん話題になっていた。

わたしはロシア文学は一向に不案内で、ドストエフスキーは読んだことがない。あちらもので読みたいのはトルストイの『アンナ・カレーニナ』とチェーホフかなあ。チェーホフ原作の映画「黒い瞳」はマストロヤンニの白い背広上下が似合っていてかっこよかった。

2007/8/24 金曜日

人となりを知るということ

Filed under: 未分類 — ぱぐ @ 10:18:57

伝記が好きで、わりと読んできたと思うけど、

*経歴や家庭環境、あるいは時代背景を知ることは大事だけど、人となりを知るためのヒントに過ぎない。

ということを感じる。

神谷美恵子というと、語学がたくさん使えて、ハンセン病に献身し、今の皇后が皇太子妃時代に話し相手になり、たくさんの精神医学の論文を書いた。医学博士。著書『生きがいについて』『こころの旅』で知られる。

というのが、人物辞典に書かれるときのいちばん簡単な書き方だろうか。

*周囲からどんな風に見られていたか

*交友関係。影響を与えた人物

も参考にはなる。交友関係だけでもかなり濃くて広いので、調べるのが大変。

ただし、神谷美恵子は周囲から見られている自分と、本人が自覚している自分とのギャップを強く感じていたらしい。もともと内気な性格だったのが、いろいろな事情で才能を授かり、世間の注目を浴びることになった。

というわけで、本音を知るには日記と親友への手紙がいちばん参考になる。

だめな伝記は書き手が自分の理想像に当てはめてしまっていて、本人に寄り添っていない。

和泉式部のことを知りたいと思ってちょっと調べたときに、竹西寛子がこんなことを書いていた。

和泉式部は当時の女としてもかなり奔放と見られていて、道長は「浮かれ女」とからかったそうだし、「今度生まれてくる子の父親はいったい誰なんですか」という歌を読みかけた歌人もいる(「えんま様にでもお訊きしましょうか」と気の利いた答えを返した)。

竹西寛子曰く、周囲からの評判はともかく、本人を知るには、その残された言葉(和泉式部の場合、歌と日記)がいちばんなのだ。

本人のことばを生かして、神谷美恵子の人物像を描けたら、と思っている。かなりむずかしいですけど。ついに書かれることがなかった小説の構想も参考になるかなあ。

いちばんこまるのは、

*ことばがいくつもできたこと

*宗教感覚

で、ことばの問題は帰国子女の同級生に助けてもらおう。

宗教感覚は斎宮・斎院 について興味を持ったときにもかなりこまった。山中智恵子(幻想的な詠み口が特徴の歌人)みたいなちょっと浮世離れしている人にはぴたっとくるのかもしれないが、わたしは神社やお寺でお参りするのがせいぜいのところなので。山中智恵子が斎宮について書いた本はまだ手元に持っているけど、あれを読むのはかなり苦痛で、うっちゃらかしてある。

わたしが進学した大学はカソリックで、いちどクリスマスミサに参加してみたが、あんまり印象に残っていません。

うーん。社会と宗教の関係ということでは、塩野七生の『ローマ人の物語』(新潮社)のうち、「キリスト教の勝利」が参考になるかなと思って、読むのを楽しみにしている。文庫本はまだ衰退状態の前のところまでなので。

ナイツを楽しみに

Filed under: 日記 — ぱぐ @ 8:07:34

約10年前、結婚したばかりのころ、家人がナイツというセガサターンのゲームにはまっていた。

わたしは指先を駆使してボタンをバンバン押し続けるという芸当ができないので(不器用なんです)、横で見ているだけだったが、おもしろかった。音楽が気に入っている。

その後、セガサターン本体がこわれてしまった。中古品を買うほど熱心ではなく、でもときどき

「ナイツがやりたいねえ」

と話していた。

その後プレステ2を買って、家人がたまにファイナルファンタジーやエリーのなんとかっていう魔法をこしらえるゲームに熱中していました。「ファイナルファンタジーⅩⅡ」は敵に遭遇すると勝手に戦ってくれるので、わたしでもできるから、ちょっとはまった。

今度の冬にそのナイツが、wii用に発売されると知って、大喜び。

発売に備えてwiiも買いました。スポーツをちょっとやっていますが、けっこう汗をかく。

たぶんまた見ているだけになると思うけど、楽しみだなぁ。

 

#最新スクリーンショットをつけようと思ったのですが、なぜかアップロードできない!

お手数ですがこちらでご覧ください。

2007/8/23 木曜日

志ん朝の「崇徳院」

Filed under: 未分類 — ぱぐ @ 9:47:10

池袋に行く用事があったので、帰りにジュンク堂書店に寄る。

本屋とか図書館に行くと、あれもこれも見たくなってこまる。

で、買うつもりは全くなかったのだけど、やっぱり志ん朝の「崇徳院」のCDを買いました。

前にも書いたことがあるけど、志ん朝の落語を生で聴いておかなかったのを残念に思っている。20代のころは小朝が好きで何回か聴きに行ったのだが。

「崇徳院」は百人一首の中でいちばん好きな歌をモチーフにしていて、純情な若旦那の恋わずらいの噺というのがイイ。

元は上方の噺だということなので、そっちもいずれ聴いてみたいが(米朝がいいな)、志ん朝は江戸のことばが身についてたんだなあというのがよくわかる。

*おおかんばん(大看板) *つっぱらかって *(酒を)過ごす *ゆうや(湯屋=銭湯のこと)

*ようござんす *お職人 *あぁた(あなた)

大旦那の、

「なぁぜ、そこに気が付かなかったかな」

というのが津川雅彦ふうに聞こえるのがおもしろい。

床屋で熊さんが「瀬をはやみぃ~」というのは、歌会始の読み上げのまねだな(笑)。

若旦那の色っぽさがなんともいいんだけど、若い女をやったときはどうだったんだろう。そのうちほかのも聴いてみよう。

*山下達郎は寝る前に落語を聞く習慣にしているそうだが、先ごろスタッフからiPodをもらったので、志ん生のCDをまとめて入れたという。わたしもiPod nanoに入れて、きのうは寝る前に聴いた。

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