2014.1.11「神谷美恵子生誕100年 記念の集い」@岡山市民会館(12)
日野原氏の講演、鼎談のあと15分の休憩を挟んだ。
ロビーに長島愛生園の展示パネル、資料があったので見学する。
今回は遠方から来る人のために次の日(ちょうど神谷さんの100回目の誕生日!)に長島愛生園見学バスツアーを設けてくれたので、担当の人に挨拶した。記念の集いは一人で行ったので、この日まで単独行動であった。
15:55~16:40 コンサート「バロック音楽のひととき」
演奏:テレマン・アンサンブル 指揮:延原武春 独奏:神谷徹/リコーダー 出口かよ子/フルート・リコーダー 浅井咲乃/ヴァイオリン
神谷徹氏は学生の時からリコーダーを始めてバロック音楽を中心に音楽活動を行っている。また市販のストローによる自身制作の笛でのコンサートも開いている。
わたしは一度テレビでストロー笛演奏を観たことがある。前にFMでリコーダー演奏を放送していたのを録音したのが残っていると思います。
神谷美恵子さんはピアノが弾けて、いちばん好きだったのはJSバッハ(いわゆる大バッハですね、息子たちも作曲家なので)だった。
<曲目>
ゲオルグ・フィリップ・テレマン「リコーダーとフルートのための協奏曲 ホ短調」
リコーダー:神谷徹、フルート:出口かよ子
ヨハン・セバスチャン・バッハ「アリア ニ長調」(ぱぐ注:「G線上のアリア」という有名な曲がありますが、その原曲)
同上「ブランデルブルグ協奏曲」第4番ト長調
リコーダー:神谷徹、出口かよ子 ヴァイオリン:浅井咲乃
指揮の延原氏によると、
「大バッハの次男、カール・エマヌエル・バッハは今年生誕300年です」
とのこと。テレマン・アンサンブルはドイツなどでテレマンをいろいろ演奏する予定だそうです。
アンコールは、神谷美恵子さんのお葬式に本人の希望で掛けられたバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」でした。
わたしは幼少期から20歳くらいまで親の趣味でピアノを習わせられたのですが、途中で親の押しつけに嫌気が差してさんざん揉めたものの、この「主よ、人の望みの喜びよ」は先生にお願いしてレッスンをしてもらった曲です。きちんと弾くとむずかしい。
わたしはバッハにはあまり詳しくないのですが(好きなのはモーツァルト)、「「主よ、人の望みの喜びよ」は「心と口と行いと生活で」という全10曲からなる教会カンタータの中に出てくるコラールだそうです。
どんな曲か知らない方は、動画サイトにネビル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団(英国)の演奏がありましたのでどうぞ。ややテンポが速めです。
以上で記念の集いのレポートは終わりです。予想通りの長文になりました。読んでくださった方ありがとうございます。
次は、記事の題名を変えて長島愛生園見学記を書きます。