2012/8/1 水曜日

夏休みに入っています。

Filed under: 美術館・博物館・アート,音楽,落語,読書,日記 — ぱぐ @ 18:57:22

お久しぶりです。ここを見てくださってる方、どのくらいいるのかな?

7月の勤務はなかなか過酷でしたが、今は夏休みに入っています。

去年の8月、家にいてゴロゴロしながら本を読んでいたら熱中症になったというオソロシイ経験をしたので、いかに涼むかが今年も課題です。上野で博物館→旧音楽学校奏楽堂でのコンサートとか、新宿末廣亭で昼席全部と夜席少しを笑って過ごすとか、いろいろ工夫していますが、なかなかたいへんです。

そのうち、一人カラオケで大声出してストレス解消と涼むの両天秤図ろうかな(笑)。

今年度も司書講習で主に9月に通学があります。
単位数が増えた(20→24)分、一日の授業時間が去年までの9時17時から、今年度は18時までという、さらに過酷なスケジュールですが、今年度で取り切っちゃう予定なので、健康に留意しつつ、通学したいと思います。

仕事でなんとか1回もダウンせずに夏休みまで持ったので、ちょっと自信が付きました。

というわけで、生存証明でした。

2010/4/11 日曜日

5年ぶりの中高学年同窓会(7)

Filed under: ブログ,落語,日記 — ぱぐ @ 7:29:10

中1から高3まで生え抜きの、
学年主任M先生を支える役目もあった担任の先生は2人です。
1人は前に書いた体育のE先生、もう1人は英語のS先生。
S先生は学校に在職中(たぶん。去年定年のはず)ですが、
今回は用事があって欠席でした。

数学のK先生は中学の時だけですが、
みんなの印象には強く残っています。

中1を持ったのはわたしたちが初めてだったとのこと。
五分刈りで扇子をぱたぱたするのが似合うという、
数学の先生らしからぬ?風采の持ち主で、
学校の仕事から身を引いてからは
講談と落語の世界に生きているとのこと。
舞台にも立っているとか。

文化祭の名物に校名がついた寄席があって、
高3がやることになっています。
学年色のついた名前が伝統。
わたしたちは赤なので「紅亭(くれないてい)」。

ある同級生は中3の時に紫亭を観て
(この学校に入りたい!)と思い、
高校から入ったのだそうです。
わたしも大好きで文化祭の時はヒマがあると、
寄席に入り浸っていました。

K先生はこの寄席の顧問の1人でした。
わたしたちの学年は史上最大人数がこの寄席に参加し、
裏方も含め学年の三分の一くらいだったとか。
いまはお笑いがほとんどだそうですが、
わたしたちは落語をやる人が多かった。
学年の先生たちの大喜利もおもしろかったな。

ところが、わたしはこれに参加していないんです。

高3のクラスで「ピピン」というミュージカルをやることになって
(*「ピピン」の記事書いてました。リンクたどってください)、
演技力皆無なのに舞台に立つことになってしまったのと、
受験をすこし気にしたかなー。
その代わり時間が空いたら紅亭に行ってましたから、
同級生の舞台はかなり観ていると思います。
今だったら志ん朝ふうの「崇徳院」をやる、と
演目まで決めてあるのに(笑)。

K先生のお話は、そういう先生らしく、
中1の入学式直後にクラスに連れて行ったとき、
一番前のふたりが
「先生は何年先生をやってるんですか?」
と訊いたとか(笑)、
途中からひとつ上の黄色に行ってしまったこととか
笑わせてくれました。
幹事もそのへんをわかってるから、一番最後にK先生。
花束贈呈は最初、サボテンが登場して大笑いでした。

あとで話したら、わたしのこのブログを一度
読んだことがあるとか。
いちおう、どなたが来てもいいように
内輪受けにならないような書き方をしているんですが、
ちょっと恥ずかしい。

2010/3/29 月曜日

マザーグース学会関東支部例会@下北沢

前回の冬眠前の最後の記事がこれだった。
1年ぶりの出席。

体調に自信がなくて迷っていたのだが、
直接逢って伝えたいこともあったので、出席。

四十肩はまだ完治してないので、
荷物を極力減らす。
手に入った本やグッズを持って行って
みんなで情報交換するのだけど、
今回は新聞の切り抜きのみ。

復活直前に国立の古本屋で入手した本の表紙を
ケータイのカメラで撮影していって、
お見せした。

この土日、神保町で「春の古本まつり」
をやっていたのだが、
資金不足&荷物持ちができないので、パス。
「春の古本まつり」は初めて聞いたんだけど、
いつからやってるんだろう?

少し早めに行き、
下北沢の街をぶらぶらする。
たいていは用事だけとか、
あとでお茶するくらいで終わってしまうので。

いつも通りがかりに見かけて気になっていた
「ericafe」に入ってお昼を食べる。
サンドイッチにスープとサラダ、ドリンク
付きで950円。
わたしはB.L.E.Tサンドににんじんスープ、
ネルドリップコーヒーを頼んだ。
ローズマリーで
サンドイッチを留めてあるのが
しゃれている。

女の人2人でやっていて、
わたしが入った時は
中年男性1人だったのが、
カップルやら女の子ふたり連れやら
であっという間に満員。
おいしかったです。

夜はアルコールも出るみたい。
北沢タウンホールのすぐ近くだし、
混んでいなければ
例会の帰りのお茶に向いてるかも>関東支部のみなさん
ケーキもおいしそうでしたよ。

写真が載せられないので、よそさまの
ブログの写真
を参考にしてください。
営業時間などの情報も
そちらに書いてあります。
公式サイトもあります。

いま毎日新聞の土曜日朝刊に
吉本ばななの「もしもし下北沢」
という小説が掲載されている。

バンドマンだった父親が
よその女の人と心中してしまう
という衝撃から立ち直ろうと、
娘が下北沢に越してきたところから
話がはじまった。
娘はカフェで働いている。
その部屋に母親も転がり込んでくる。

父親が本拠にしていたライブハウスの
オーナーである男の子と
娘が父の死について語り合っていて、
これから何か展開がありそう。

例会では、二重に入手したものなどを
ときどきオークションで
ほかの人にゆずる、というのを
やるのだが、今回は出席人数が多く、
袋物や小物を作るプロのIさん
がいろいろ持ってきたので、
競争率高し。

Iさんはマザーグースの柄の
布をしまいきれないほど(!)
持っていて、それを使って
いろいろな袋物・小物を
作るのである。
表と裏でどんなふうに組み合わせるか
考えるのが楽しそう。

わたしはめがねケースにするつもりの
Iさんお手製のケースと、
『マザーグース童謡集』(日本英語協会、1986)
を入手。
写真が掲載できなくてとても残念です。
「オークション」といいながら
あみだくじや、じゃんけんも使いました(笑)。

うちで夕飯食べるという約束だったので、
お茶せずにまっすぐ帰る。

2010/3/4 木曜日

もうひとつ検討中……

Filed under: ブログ,落語 — ぱぐ @ 8:17:28

もうひとつ転機になるかもしれないこと。

いまの「天衣無縫」はその名の通り、
文章稽古を兼ねた、なんでもありのブログなので、
書評(は荷が重い……まぁ本の紹介)ブログを立ち上げる
ことを検討中です。

はやりものには興味ないので、渋めラインの(笑)
新しいの古いの取り混ぜてになるかな。
これ読んですぐ役に立ちます、というものにはならない、
でしょう、たぶん(笑)。

プロの芸を凝らした書評をいっぱい読んでるので
自分に書けるかどうかびびってます(笑)が、
ま、それも文章の稽古になるだろう、と考えることにします。

アマゾンのカスタマーレビューもちょい書いたことありますが、
出てすぐとかタイミングによるんですよね、見てもらえるかどうかは。

貫くテーマのひとつとしては、伝記・自伝を取りあげたいな。
一冊の本について書くのもいいんですが、
いくつか並べてどうですか、
というのはおもしろいと思う。

考えすぎて踏み出せないことが多いんですが、
まずはやってみよう、かなと。

構想をたてていたら、あっという間に時間が過ぎた。
実際に書き始める時より、わくわくしてるかもしれません(笑)。

2008/2/1 金曜日

今度は少なめに借りました

Filed under: 落語,読書,日記 — ぱぐ @ 12:39:12

清瀬の図書館でまた本を借りました。前回が期限までに読み切れなかったので今度は少なめに7冊。

1.君塚直隆『ヴィクトリア女王』(中公新書、2007)
2.新井潤美(めぐみ)『不機嫌なメアリー・ポピンズ イギリス小説と映画から読む「階級』(平凡社新書、2005)
3.高橋順子『連句のたのしみ』(新潮選書、1997)
4.ジュディ・テイラー著、吉田新一訳『ビアトリクス・ポター 描き、語り、田園をいつくしんだ人』(福音館書店、2001)
5.富田均『聞書き 寄席末広亭 席主北村銀太郎述』(平凡社ライブラリー、2001)
6.同上『続・聞書き 寄席末広亭 席主北村銀太郎述』(平凡社ライブラリー、2001)
7.松井今朝子『仲蔵狂乱』(講談社、1998)

1と2は予約しておいたもの。君塚直隆氏については昨年12月7日のブログにも書いていますが、英国のヴィクトリア朝に興味があるので。

2は前から読みたいと思っていたもの。新井さんは岩波文庫から『ジェーン・オースティンの手紙』を出しているのでそれもいずれ読みたい。

3.詩歌は意識して読まないと目にしないので。題材は明治から昭和初期の連句を鑑賞し、現代篇として著者が実戦に挑んだものも収録されているという。すこし前に一人連歌を作って楽しんでいたのだがその続きの参考にしようという心づもりもあります。

4.昨年10月に映画「ミス・ポター」を見ているのだけど、その時に書いたブログで読みたい本として挙げていたもの。

5と6は1983年に93歳で亡くなった席亭亭主の聞き書き。新宿の末広亭は前を通りかかっていつも気になっているのだが、まだ行ったことがない。今年の正月中席(中旬の番組)の夜の部最後が小三治だったので行こうと思ったのだが、仕事がちょうど終わりになってそのあと健康診断などでばたばたして行けなかった。そのうち行こうっと。

そういえば母校を定年でやめた数学のK先生が講談師に入門してこのあいだ初舞台に上がったという。わたしは都合が合わなくて行けなかったのだが、それも一度聴きたいな。

7.松井さんのは『吉原手引草』しか読んでいないのでほかのも読んでみようと思って。中村仲蔵は歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で新しい工夫をして人気の出た俳優。その生涯を描いたものだという。

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